西の都の悪夢②
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「ホホホ、避けましたか」
全身がゾクッとする、妙に丁寧な口調が聞こえてきて、俺は声のした方に顔を向けた。
あいつか……!
気弾を撃ってきたヤツは、小柄でつるりとした、明らかに宇宙人なヤツだった。
白と紫の、シンプルな二色使いの身体にも関わらず、毒々しさを感じるのは、きっと冷酷な雰囲気を醸し出す切れ長の目と、全身から滲み出ている邪悪な気のせいに違いない。
「あなたが避けたせいで街が破壊されてしまいましたよ? せっかく破壊を防いでいたのに、残念ですねぇ」
そいつは、気弾の落ちた先を見下ろし、クククと口の端を上げて微笑うと
「まぁ、私が出てきたからには、もう街などには構っていられませんよ」
今度はニヤリと笑い
「今日は、あの時の借りを返させてもらいます!」
そう言って、黒く禍々しい気を放出させた。
「くっ!」
気の放出で起きる狂風と、ビリビリと震える
風圧に耐えながら、今まで感じたことがない、邪悪で不気味な気に全身が震えた。
魔人ブウ以外にも、まだこんなヤツがいるのかよ?!
心の中で文句を言ってると
「さあ、今度は私があなたをバラバラに切り刻んで差し上げましょう」
どす黒い気を纏ったそいつは、赤く光る眼を細めた。
何て嫌な気だ……! コイツ、何なんだよ?!
久し振り過ぎるヤバいヤツの登場に、ゾクゾクしつつ、さっきから宇宙人が言ってることの意味が分からなくて
「さっきから何言ってるんだ、おまえ? 俺はおまえのことなんて知らないぞ!」
戦闘態勢をとりながら睨みつけると
全身がゾクッとする、妙に丁寧な口調が聞こえてきて、俺は声のした方に顔を向けた。
あいつか……!
気弾を撃ってきたヤツは、小柄でつるりとした、明らかに宇宙人なヤツだった。
白と紫の、シンプルな二色使いの身体にも関わらず、毒々しさを感じるのは、きっと冷酷な雰囲気を醸し出す切れ長の目と、全身から滲み出ている邪悪な気のせいに違いない。
「あなたが避けたせいで街が破壊されてしまいましたよ? せっかく破壊を防いでいたのに、残念ですねぇ」
そいつは、気弾の落ちた先を見下ろし、クククと口の端を上げて微笑うと
「まぁ、私が出てきたからには、もう街などには構っていられませんよ」
今度はニヤリと笑い
「今日は、あの時の借りを返させてもらいます!」
そう言って、黒く禍々しい気を放出させた。
「くっ!」
気の放出で起きる狂風と、ビリビリと震える
風圧に耐えながら、今まで感じたことがない、邪悪で不気味な気に全身が震えた。
魔人ブウ以外にも、まだこんなヤツがいるのかよ?!
心の中で文句を言ってると
「さあ、今度は私があなたをバラバラに切り刻んで差し上げましょう」
どす黒い気を纏ったそいつは、赤く光る眼を細めた。
何て嫌な気だ……! コイツ、何なんだよ?!
久し振り過ぎるヤバいヤツの登場に、ゾクゾクしつつ、さっきから宇宙人が言ってることの意味が分からなくて
「さっきから何言ってるんだ、おまえ? 俺はおまえのことなんて知らないぞ!」
戦闘態勢をとりながら睨みつけると