西の都の悪夢②
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「わ、分かった! 気をつけてね!」
梨子は力強い口調でそう言うと、すぐに俺に背を向けて走り出した。
梨子の聞き分けの良さに驚きながらも、素直に言うことを聞いてくれたことに安心して、遠ざかって行く後ろ姿を見送ってると
「トランクス、どうする?」
苦笑いを浮かべながら、悟天が戻って来た。
「とりあえず、あいつの近くまで行ぞ!!」
空に浮かぶ、円形の不気味な飛行物体を睨んで答えると
「だよね」
悟天はふわりと、更に高く浮かび上がった。
足元から聞こえる
「ひ、人が浮いてるぞ……!」
っていう声は気にせず、宇宙船へと向かってると
「ねぇ、トランクス。何かヤバそうだよね……」
悟天の乾いた声が聞こえてきた。
「ああ。あの宇宙船から、デカくて嫌な気を感じる……。注意しろよ、悟天」
「うん。トランクスもね……」
「分かってるさ」
宇宙船に近付く程に増していく、邪悪で重苦しい殺気を含んだ気に顔を顰めてると、宇宙船の上の部分にあるゲートが開いたのか、そこからたくさんの敵が飛び出して来た。
まるで、容器に閉じ込めていたハエが、一斉に飛び出してきたような光景にゾッとしてると
「トランクス、足引っ張らないでよ!」
戦闘態勢に入った悟天の、冗談交じりの声が聞こえてきた。
「それは、こっちのセリフだ!」
お互い、魔人ブウ戦以来の本気の戦いに気持ちが高揚しはじめてるのは、やっぱり俺たちがサイヤ人の血を引いてる証拠に違いない。
トレーニングは嫌だけど、いざ何かを護るためだと思うと、戦闘本能が湧いてくる。
梨子は力強い口調でそう言うと、すぐに俺に背を向けて走り出した。
梨子の聞き分けの良さに驚きながらも、素直に言うことを聞いてくれたことに安心して、遠ざかって行く後ろ姿を見送ってると
「トランクス、どうする?」
苦笑いを浮かべながら、悟天が戻って来た。
「とりあえず、あいつの近くまで行ぞ!!」
空に浮かぶ、円形の不気味な飛行物体を睨んで答えると
「だよね」
悟天はふわりと、更に高く浮かび上がった。
足元から聞こえる
「ひ、人が浮いてるぞ……!」
っていう声は気にせず、宇宙船へと向かってると
「ねぇ、トランクス。何かヤバそうだよね……」
悟天の乾いた声が聞こえてきた。
「ああ。あの宇宙船から、デカくて嫌な気を感じる……。注意しろよ、悟天」
「うん。トランクスもね……」
「分かってるさ」
宇宙船に近付く程に増していく、邪悪で重苦しい殺気を含んだ気に顔を顰めてると、宇宙船の上の部分にあるゲートが開いたのか、そこからたくさんの敵が飛び出して来た。
まるで、容器に閉じ込めていたハエが、一斉に飛び出してきたような光景にゾッとしてると
「トランクス、足引っ張らないでよ!」
戦闘態勢に入った悟天の、冗談交じりの声が聞こえてきた。
「それは、こっちのセリフだ!」
お互い、魔人ブウ戦以来の本気の戦いに気持ちが高揚しはじめてるのは、やっぱり俺たちがサイヤ人の血を引いてる証拠に違いない。
トレーニングは嫌だけど、いざ何かを護るためだと思うと、戦闘本能が湧いてくる。