フリークス②
夢小説設定
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羨ましそうに言う顔は、そのままマグカップに向けられた。
そんな真琴に「まぁね」って答えると、黒い目は俺を見据え「うわ、ムカツク」そう言った後
「いいね。勉強も出来て、あの気功波とかいうのも簡単につくれてさ……」
溜息を吐くように、嫉みごとを言って項垂れた。
いつも堂々と前を向いてて、凹むことなんてないような真琴の姿が意外で驚いてると
「落ち込むことなんてないですよ。まだはじめたばかりじゃないですか」
お兄ちゃんがそう言って真琴を励ました。
そしたら
「いや、落ち込むっていうか……何であんなもんがつくれるのか意味分かんないんですよ。あんなもんが出せんのってアニメやゲームの中の話しでしょ! 絶対おかしいって!」
真琴は思いっきり顔を顰めると
「あー……。空飛んでんのもまだ信じらんないのに、バリアとか訳分かんないし……。出来る気がしない……」
そう言って天を仰いだ。
新しく始まったバリアの修行。
だけど、早速壁にぶち当たりぼやく真琴を見て、俺は自分がどうだったか思い出してた。
でも、気付けば自然に出来るようになってたから、自分がいつ気功波や気弾をつくれるようになったかはハッキリ思い出せなくて
……何かアドバイス出来るかもと思ったけど無理だな。
そう思って、ふてくされる顔から目を逸らした。
梨子が言うには、真琴はかなりの負けず嫌いらしい。
だから、きっと出来ない自分自身にムカついてるんだろう。
そんな真琴に「まぁね」って答えると、黒い目は俺を見据え「うわ、ムカツク」そう言った後
「いいね。勉強も出来て、あの気功波とかいうのも簡単につくれてさ……」
溜息を吐くように、嫉みごとを言って項垂れた。
いつも堂々と前を向いてて、凹むことなんてないような真琴の姿が意外で驚いてると
「落ち込むことなんてないですよ。まだはじめたばかりじゃないですか」
お兄ちゃんがそう言って真琴を励ました。
そしたら
「いや、落ち込むっていうか……何であんなもんがつくれるのか意味分かんないんですよ。あんなもんが出せんのってアニメやゲームの中の話しでしょ! 絶対おかしいって!」
真琴は思いっきり顔を顰めると
「あー……。空飛んでんのもまだ信じらんないのに、バリアとか訳分かんないし……。出来る気がしない……」
そう言って天を仰いだ。
新しく始まったバリアの修行。
だけど、早速壁にぶち当たりぼやく真琴を見て、俺は自分がどうだったか思い出してた。
でも、気付けば自然に出来るようになってたから、自分がいつ気功波や気弾をつくれるようになったかはハッキリ思い出せなくて
……何かアドバイス出来るかもと思ったけど無理だな。
そう思って、ふてくされる顔から目を逸らした。
梨子が言うには、真琴はかなりの負けず嫌いらしい。
だから、きっと出来ない自分自身にムカついてるんだろう。