フリークス①
夢小説設定
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「ああ。ポメ姫ってヤツなら十分出来たと思うぞ。真琴の気はまだ完全じゃねぇ。もっとスゲェ力が眠ってる。そのポメ姫の力ってのを真琴が受け継いでんなら、ポメ姫はダーブラにも余裕で勝てたんじゃねぇかな」
ポメ姫の持つ大きな力を想像して、孫君が子供みたいに目を輝かせると
「じゃあ、誰かがポメ姫に戦い方を教えてたら、姫は死なずにすんだってことですか?」
淡々とした問い掛けが、真琴ちゃんの口から出た。
その問い掛けに一瞬場がシンと静まったけど、すぐに
「そうだな。死ぬことはなかったかもしんねぇな」
孫君の答えが返ってきて、真琴ちゃんは「そうなんだ」って、表情を変えることなくその答えを受け入れていた。
自分の前世である存在が死なずに済んだかもしれない。
しかも、死ぬ原因となるヤツと戦えば勝てた。
それを知って、真琴ちゃんはどんな心境なのかしら?
やっぱり、悔しく思うものなのかしら?
遠くを見つめる無表情な横顔をそっと窺ってると
「だからって、私は気功波使えるようになりたいとは思いませんから」
真琴ちゃんはじろっと孫君に反抗的な目を向け
「私は私を狙うヤツ等から、自分を守る。それだけです」
強い口調で言い切った。
そんな真琴ちゃんに
「はは。いや~、バレたか。ああ言やぁ、真琴は気功波の修行にのってくるんじゃないかと思ったんだけどなぁ」
孫君は残念そうに頭を掻きながら、苦笑いを浮かべた。
ポメ姫の持つ大きな力を想像して、孫君が子供みたいに目を輝かせると
「じゃあ、誰かがポメ姫に戦い方を教えてたら、姫は死なずにすんだってことですか?」
淡々とした問い掛けが、真琴ちゃんの口から出た。
その問い掛けに一瞬場がシンと静まったけど、すぐに
「そうだな。死ぬことはなかったかもしんねぇな」
孫君の答えが返ってきて、真琴ちゃんは「そうなんだ」って、表情を変えることなくその答えを受け入れていた。
自分の前世である存在が死なずに済んだかもしれない。
しかも、死ぬ原因となるヤツと戦えば勝てた。
それを知って、真琴ちゃんはどんな心境なのかしら?
やっぱり、悔しく思うものなのかしら?
遠くを見つめる無表情な横顔をそっと窺ってると
「だからって、私は気功波使えるようになりたいとは思いませんから」
真琴ちゃんはじろっと孫君に反抗的な目を向け
「私は私を狙うヤツ等から、自分を守る。それだけです」
強い口調で言い切った。
そんな真琴ちゃんに
「はは。いや~、バレたか。ああ言やぁ、真琴は気功波の修行にのってくるんじゃないかと思ったんだけどなぁ」
孫君は残念そうに頭を掻きながら、苦笑いを浮かべた。