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その幸せそうな顔に、この人の若さの秘訣が分かった気がして、いくつになってもときめきってのは大事なんだなと納得した。
女子会がお開きとなり、梨子と二人自室へ戻っていると、隣りを歩く梨子が何やら不機嫌そうで
「どうかした?」
と尋ねると、梨子は口を尖らせ
「トランクス君て彼女いたんだね」
と答えた。
「え?! 知らなかったの?」
「うん。さっき初めて知った。だって、トランクス君に聞いても教えてくれないんだもん! て言うか、何でマコちゃんは知ってるの?!」
「ああ、ブルマさんから聞いたから」
「えー! 何で教えてくれなかったの?!」
「いや、だって。あんたの方がトランクスと仲良いから知ってると思ってた」
当然のように答えると
「もう! トランクス君てば!」
梨子は珍しく、不満を露わにした。
あんだけトランクスと話してるのに知らないとは……。
何で言わないんだよ。
それを考えた時、トランクスの下心が透けて見えた気がして、私はますますあいつを「残念なヤツ」認定せざるを得なくなった。
自室がある階に着くと、その廊下をトランクスさんが落ち着きなくウロウロしていた。
その不審な行動に
「何してんですか?」
冷たい視線を向け尋ねると、トランクスさんは肩をビクッと震わせ「うわっ!」と、らしからぬ声をあげた。
……そんなに驚くことないだろ。
挙動の怪しい男前を、更に目を細め見上げると、トランクスさんは
「あ、いえ! えっと、ですね……」
女子会がお開きとなり、梨子と二人自室へ戻っていると、隣りを歩く梨子が何やら不機嫌そうで
「どうかした?」
と尋ねると、梨子は口を尖らせ
「トランクス君て彼女いたんだね」
と答えた。
「え?! 知らなかったの?」
「うん。さっき初めて知った。だって、トランクス君に聞いても教えてくれないんだもん! て言うか、何でマコちゃんは知ってるの?!」
「ああ、ブルマさんから聞いたから」
「えー! 何で教えてくれなかったの?!」
「いや、だって。あんたの方がトランクスと仲良いから知ってると思ってた」
当然のように答えると
「もう! トランクス君てば!」
梨子は珍しく、不満を露わにした。
あんだけトランクスと話してるのに知らないとは……。
何で言わないんだよ。
それを考えた時、トランクスの下心が透けて見えた気がして、私はますますあいつを「残念なヤツ」認定せざるを得なくなった。
自室がある階に着くと、その廊下をトランクスさんが落ち着きなくウロウロしていた。
その不審な行動に
「何してんですか?」
冷たい視線を向け尋ねると、トランクスさんは肩をビクッと震わせ「うわっ!」と、らしからぬ声をあげた。
……そんなに驚くことないだろ。
挙動の怪しい男前を、更に目を細め見上げると、トランクスさんは
「あ、いえ! えっと、ですね……」