リターン②
夢小説設定
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「告白」なんていう、いまとなっては出来ない行為を実行したお兄ちゃんを称えてると
「はは……ありがとう」
隣りからお兄ちゃんの力ない声が聞こえてきた。
でも、その表情は何だか清々しそうで
そう言えば、前に来たお兄ちゃんもそうだったけど……未来の俺って純粋だしメンタル強いよな。
もう一人の俺のことを思い出して懐かしんでると
「でも……もし梨子さんが俺の想いを受け入れてくれたとしても、いつかはお互い自分たちの世界に帰ることになる。結局上手くいかなくなるなら、断られてよかったよ。いや。断られるのは必然だったのかもしれないな」
そう言って、夜空を見上げ微笑むお兄ちゃんは、何だかカッコ良く見えた。
朝。
レストランに行くと、メイド姿の梨子が各テーブルに朝食を運んでた。
朝は元々、お兄ちゃんはトレーニングでレストランには来ないから、おかげで雰囲気が和やかでホッとする。
それはママも同じみたいで、朝は夕食の時みたいに、あの無駄に大きな声は出してない。
そして梨子も、夕食の時とは違いリラックスしてるように感じた。
「おはよ、トランクス君」
「おはよう」
朝食の載ったワゴンを押してやって来た梨子と挨拶を交わしてると、大きな欠伸をするビルス様と、澄ました顔のウイスさんが「おはようございます」って言いながらレストランに入って来た。
少し離れた席に座った二人を横目に見て
あの二人、いつまでいるんだろ……。
ぽつりと思ってると、ウイスさんの持ってる杖の先端の球が光りはじめた。
「はは……ありがとう」
隣りからお兄ちゃんの力ない声が聞こえてきた。
でも、その表情は何だか清々しそうで
そう言えば、前に来たお兄ちゃんもそうだったけど……未来の俺って純粋だしメンタル強いよな。
もう一人の俺のことを思い出して懐かしんでると
「でも……もし梨子さんが俺の想いを受け入れてくれたとしても、いつかはお互い自分たちの世界に帰ることになる。結局上手くいかなくなるなら、断られてよかったよ。いや。断られるのは必然だったのかもしれないな」
そう言って、夜空を見上げ微笑むお兄ちゃんは、何だかカッコ良く見えた。
朝。
レストランに行くと、メイド姿の梨子が各テーブルに朝食を運んでた。
朝は元々、お兄ちゃんはトレーニングでレストランには来ないから、おかげで雰囲気が和やかでホッとする。
それはママも同じみたいで、朝は夕食の時みたいに、あの無駄に大きな声は出してない。
そして梨子も、夕食の時とは違いリラックスしてるように感じた。
「おはよ、トランクス君」
「おはよう」
朝食の載ったワゴンを押してやって来た梨子と挨拶を交わしてると、大きな欠伸をするビルス様と、澄ました顔のウイスさんが「おはようございます」って言いながらレストランに入って来た。
少し離れた席に座った二人を横目に見て
あの二人、いつまでいるんだろ……。
ぽつりと思ってると、ウイスさんの持ってる杖の先端の球が光りはじめた。