リターン①
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トランクス君て意地悪。
自分の部屋に戻った私は、ベッドに座り込むなり、さっきのトランクス君の言葉を思い出して顔を顰めた。
――俺が梨子にキスしようか? って言ったら俺とキス出来る?
なんて……!
いやいや!
あんなこと言われたら、トランクス君のこと何とも思ってなくてもドキドキするから!
そりゃ、トランクス君はモテるだろうから、キスとかそういうコト慣れてるかもしれないけど……私は全然なんだから!!
あれは絶対私をバカにしてるよね?
「キス」って言葉だけで、狼狽えてる私を見て楽しんでるよね?
もう! もう!!
何よ、ちょっと自分がカッコ良くて、モテて経験豊富だからって!!
ものすごーーくムカつくんだけど!!
何よ! どうせ、私はモテませんよ!
彼氏だっていたことないし、キスもついこの間したばかりですよ!
それも、動機が不純なキスですよ!
トランクスさんが知ったら……またトランクスさんを傷つけてしまうようなキスですよ……!
そこまで心の中で叫ぶと、スゴく虚しくなってきて、ベッドにそのまま寝転がった。
そして、天井を見つめて、あの夜のことを思い出した。
あの夜、トランクスさんとした触れるだけのキス。
あれは歪んだキスなんだって自覚すると、虚しさと罪悪感でいっぱいになってきた。
トランクスさんはどう思ったんだろ?
私として、嬉しかったのかな?
私が、別の男の人のことを考えながらキスしてたなんて知ったら、私のこと嫌いになっちゃうかな?
聞きたいけど聞けない質問を、一人投げかけてた。
自分の部屋に戻った私は、ベッドに座り込むなり、さっきのトランクス君の言葉を思い出して顔を顰めた。
――俺が梨子にキスしようか? って言ったら俺とキス出来る?
なんて……!
いやいや!
あんなこと言われたら、トランクス君のこと何とも思ってなくてもドキドキするから!
そりゃ、トランクス君はモテるだろうから、キスとかそういうコト慣れてるかもしれないけど……私は全然なんだから!!
あれは絶対私をバカにしてるよね?
「キス」って言葉だけで、狼狽えてる私を見て楽しんでるよね?
もう! もう!!
何よ、ちょっと自分がカッコ良くて、モテて経験豊富だからって!!
ものすごーーくムカつくんだけど!!
何よ! どうせ、私はモテませんよ!
彼氏だっていたことないし、キスもついこの間したばかりですよ!
それも、動機が不純なキスですよ!
トランクスさんが知ったら……またトランクスさんを傷つけてしまうようなキスですよ……!
そこまで心の中で叫ぶと、スゴく虚しくなってきて、ベッドにそのまま寝転がった。
そして、天井を見つめて、あの夜のことを思い出した。
あの夜、トランクスさんとした触れるだけのキス。
あれは歪んだキスなんだって自覚すると、虚しさと罪悪感でいっぱいになってきた。
トランクスさんはどう思ったんだろ?
私として、嬉しかったのかな?
私が、別の男の人のことを考えながらキスしてたなんて知ったら、私のこと嫌いになっちゃうかな?
聞きたいけど聞けない質問を、一人投げかけてた。