リターン①
夢小説設定
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告白されたことの方で頭がいっぱいで、キスのことは忘れかけてた……っていうより、忘れようとしてた。
なのに……。
何で思い出させるのよーーっ!
心の中で叫びながら
「ア、アレはただ聞いてみたかっただけだよ!」
必死に誤魔化すと
「まぁ……答えたくないなら別にいいけどさ」
トランクス君は興味なさそうにそう言うと、横に置いてあった携帯電話を手に取った。
携帯の画面を指でスクロールし始めたトランクス君を見てると、何だかその顔は不機嫌そうで
うっ…誤魔化しきれてないっぽい……。
そう思って観念した私は
「……あのね。もし、もしだよ。私がトランクスさんと、その……キス、してたらどう思う?」
思い切って聞いてみると、トランクス君は携帯電話の画面から視線を外して、チラッと私の方に視線を向け
「別に。何とも思わないよ。お兄ちゃんが、梨子のこと好きなのは知ってるし」
平然とした顔でそう言ってきた。
少し呆れたような青い目と目が合って「え……?」って声を漏らすと
「見てたら誰だって分かるって。お兄ちゃんが梨子のこと好きなこと。逆に何で気付かないんだよ? あんなに分かりやすいのに」
責めるように言われて、ショックを受けた。
だって。
いま、トランクス君が言ったことと同じようなことをマコちゃんにも言われたから。
そんなに?
そんなに分かりやすかったの?
私、全く分からなかったんだけど……!
もしかして……私、鈍い?!
自分の鈍感さにショックを受けてると
なのに……。
何で思い出させるのよーーっ!
心の中で叫びながら
「ア、アレはただ聞いてみたかっただけだよ!」
必死に誤魔化すと
「まぁ……答えたくないなら別にいいけどさ」
トランクス君は興味なさそうにそう言うと、横に置いてあった携帯電話を手に取った。
携帯の画面を指でスクロールし始めたトランクス君を見てると、何だかその顔は不機嫌そうで
うっ…誤魔化しきれてないっぽい……。
そう思って観念した私は
「……あのね。もし、もしだよ。私がトランクスさんと、その……キス、してたらどう思う?」
思い切って聞いてみると、トランクス君は携帯電話の画面から視線を外して、チラッと私の方に視線を向け
「別に。何とも思わないよ。お兄ちゃんが、梨子のこと好きなのは知ってるし」
平然とした顔でそう言ってきた。
少し呆れたような青い目と目が合って「え……?」って声を漏らすと
「見てたら誰だって分かるって。お兄ちゃんが梨子のこと好きなこと。逆に何で気付かないんだよ? あんなに分かりやすいのに」
責めるように言われて、ショックを受けた。
だって。
いま、トランクス君が言ったことと同じようなことをマコちゃんにも言われたから。
そんなに?
そんなに分かりやすかったの?
私、全く分からなかったんだけど……!
もしかして……私、鈍い?!
自分の鈍感さにショックを受けてると