ラスト・ナイトinCC②
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ま、別の宇宙にある「地球」に来るなんていう体験、忘れたくても忘れられないだろうけど。
そう思ってると、歌の前奏が流れてきた。
梨子は楽器の演奏だけじゃなく、歌も上手い。
いま唄った歌だって、本物よりも上手いんじゃないか? ってくらい、よく声も通ってて、伝わってくるものがあった。
この歌声を聴くのも、今日で最後か……。
そう思うと
動画撮っときゃよかったな……。
って、少し後悔した。
ママが撮ってくれてるかな……?
期待して、隣りのテーブルに座るママを、横目でチラッと見たけど、その手元には、カメラらしきものは無くて、望みは薄い気がした。
少しガッカリしてると
「やっぱり、梨子ちゃんは歌も上手ねー! 梨子ちゃんがずっとこっちにいるなら、私がデビューさせてたわよ!」
そう言ったママに
「っデビュー?!」
梨子が身体をビクリとさせ驚いたのは、多分、現実味があったからだろう。
ウチの財力と人脈があれば、歌手デビューなんて訳ない。
あとは、ママと梨子が本気になるかどうか。だけだ。
もし、梨子がこのままこの地球にいて、歌手デビューするなら……。
それはそれで、ちょっと見たかった気もする。
梨子なら実力もあるし愛嬌もあるから、結構人気者になったんじゃないかと思う。
でも。
そんなことになったら、何となく面白くない。
そう思うと、俺は、デビューの話しは冗談のままで終わってよかったと、ホッとした。
そう思ってると、歌の前奏が流れてきた。
梨子は楽器の演奏だけじゃなく、歌も上手い。
いま唄った歌だって、本物よりも上手いんじゃないか? ってくらい、よく声も通ってて、伝わってくるものがあった。
この歌声を聴くのも、今日で最後か……。
そう思うと
動画撮っときゃよかったな……。
って、少し後悔した。
ママが撮ってくれてるかな……?
期待して、隣りのテーブルに座るママを、横目でチラッと見たけど、その手元には、カメラらしきものは無くて、望みは薄い気がした。
少しガッカリしてると
「やっぱり、梨子ちゃんは歌も上手ねー! 梨子ちゃんがずっとこっちにいるなら、私がデビューさせてたわよ!」
そう言ったママに
「っデビュー?!」
梨子が身体をビクリとさせ驚いたのは、多分、現実味があったからだろう。
ウチの財力と人脈があれば、歌手デビューなんて訳ない。
あとは、ママと梨子が本気になるかどうか。だけだ。
もし、梨子がこのままこの地球にいて、歌手デビューするなら……。
それはそれで、ちょっと見たかった気もする。
梨子なら実力もあるし愛嬌もあるから、結構人気者になったんじゃないかと思う。
でも。
そんなことになったら、何となく面白くない。
そう思うと、俺は、デビューの話しは冗談のままで終わってよかったと、ホッとした。