ラスト・ナイトinCC①
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
見ていた夜空から、視線を斜め前方に座る、ブルマさんとブラちゃん、そして、その両親の方に向ける。
この地球に来て、もうすぐ五ヵ月。
明るく、しかも裕福なこの家に、梨子と二人住まわせてもらったことを、本当にありがたく思う。
そして、私がこの地球で過ごしてこれたのは、梨子が一緒だったからだと思うと、あいつに礼を言わなきゃなと思った。
私だけがこの地球に来ていたら、到底馴染めなかった。
そう思うと、巻き込まれる形とはいえ、梨子がこの地球に来たことは「私を助ける」という意味があったと思う。
梨子が帰った後、私はまた、この家で厄介になるが、もう一人で大丈夫だ。
『子犬のワルツ』が終わり、次の曲がはじまった。
確か、モーツァルトのピアノソナタ何番かだったように思うが、覚えてない。
明るく華やかな曲だ。
それを聴きながら
あとは、ポメ姫の力を何とかするだけ……!
自分の成すべきことを確認し、拳を握った。
だが、その前に――。
明日、梨子と家に戻った時、家族や周りに、行方不明になっていたことを、どう説明すればいいかと思うと、頭が痛くなった。
それに、私はまたこの地球に戻らなければならない。
この間、みんなの前で、この地球に戻って来ることは「大丈夫です」なんて、心配無用のように言ってみせたが、実は考えなど何もない。
あるとすれば……また、黙っていなくなることぐらいだ。
ま、その時は、唯一事情を知る梨子に、後は任せることにしよう。
この地球に来て、もうすぐ五ヵ月。
明るく、しかも裕福なこの家に、梨子と二人住まわせてもらったことを、本当にありがたく思う。
そして、私がこの地球で過ごしてこれたのは、梨子が一緒だったからだと思うと、あいつに礼を言わなきゃなと思った。
私だけがこの地球に来ていたら、到底馴染めなかった。
そう思うと、巻き込まれる形とはいえ、梨子がこの地球に来たことは「私を助ける」という意味があったと思う。
梨子が帰った後、私はまた、この家で厄介になるが、もう一人で大丈夫だ。
『子犬のワルツ』が終わり、次の曲がはじまった。
確か、モーツァルトのピアノソナタ何番かだったように思うが、覚えてない。
明るく華やかな曲だ。
それを聴きながら
あとは、ポメ姫の力を何とかするだけ……!
自分の成すべきことを確認し、拳を握った。
だが、その前に――。
明日、梨子と家に戻った時、家族や周りに、行方不明になっていたことを、どう説明すればいいかと思うと、頭が痛くなった。
それに、私はまたこの地球に戻らなければならない。
この間、みんなの前で、この地球に戻って来ることは「大丈夫です」なんて、心配無用のように言ってみせたが、実は考えなど何もない。
あるとすれば……また、黙っていなくなることぐらいだ。
ま、その時は、唯一事情を知る梨子に、後は任せることにしよう。