アバウト・タイム①
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剣を背負う背中に
「トランクスさん!」
て呼び掛けると、トランクスさんは立ち止まって、後ろを振り返った。
不思議そうにする顔に
「あ、あの! さっきは助けて下さってありがとうございました!」
感謝しきれない気持ちを表すのに、深く深く頭を下げると
「いえ……。梨子さんが無事で良かったです」
穏やかな声はそう言ってから
「あんな場所に連れて行かれて疲れたでしょう。今日はゆっくり休んで下さい。それでは、おやすみなさい……」
労わる言葉を掛けて、そのまま行ってしまった。
顔を上げて、少しづつ遠ざかって行く背中を見つめながら、私は何だか物足りなさを感じてた。
……何て言って欲しかったんだろ?
小さくなって行く後ろ姿に、何かを期待してたけど、その期待を裏切られたような気がして、胸の中に寂しさが過る。
それと同時に、自分の心の中に、ぼんやりとした感情がゆっくり広がりはじめたことに首を傾げてると
「今日はすぐに礼が言えてよかったじゃん」
追いついたマコちゃんが、私と同じ方を見つめ、そう言った。
「うん……」
頷く私を、チラリと見るマコちゃんが視界の端に見えたけど、私はそのまま、点になったトランクスさんの後ろ姿を見つめてた。
一度部屋に戻って、寝る準備をしてからマコちゃんの部屋に入ると、部屋に備え付けられてるベッドの隣りには、もう一台ベッドが置かれてた。
「さっき、ブルマさんが言ってたベッドってコレ?!」
リビングから部屋に戻る時に、ブルマさんから渡されたホイポイカプセル。
「トランクスさん!」
て呼び掛けると、トランクスさんは立ち止まって、後ろを振り返った。
不思議そうにする顔に
「あ、あの! さっきは助けて下さってありがとうございました!」
感謝しきれない気持ちを表すのに、深く深く頭を下げると
「いえ……。梨子さんが無事で良かったです」
穏やかな声はそう言ってから
「あんな場所に連れて行かれて疲れたでしょう。今日はゆっくり休んで下さい。それでは、おやすみなさい……」
労わる言葉を掛けて、そのまま行ってしまった。
顔を上げて、少しづつ遠ざかって行く背中を見つめながら、私は何だか物足りなさを感じてた。
……何て言って欲しかったんだろ?
小さくなって行く後ろ姿に、何かを期待してたけど、その期待を裏切られたような気がして、胸の中に寂しさが過る。
それと同時に、自分の心の中に、ぼんやりとした感情がゆっくり広がりはじめたことに首を傾げてると
「今日はすぐに礼が言えてよかったじゃん」
追いついたマコちゃんが、私と同じ方を見つめ、そう言った。
「うん……」
頷く私を、チラリと見るマコちゃんが視界の端に見えたけど、私はそのまま、点になったトランクスさんの後ろ姿を見つめてた。
一度部屋に戻って、寝る準備をしてからマコちゃんの部屋に入ると、部屋に備え付けられてるベッドの隣りには、もう一台ベッドが置かれてた。
「さっき、ブルマさんが言ってたベッドってコレ?!」
リビングから部屋に戻る時に、ブルマさんから渡されたホイポイカプセル。