ホール③
夢小説設定
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そして、悪いと言えば……。
私が人質になることで、マコちゃんが危ない状況になるかもしれないんだって気付くと、やっと、自分がとんでもない思考になってたことに焦った。
ヤバいヤバい……!
何バカなこと考えてたんだろ、私っ!!
ブンブンと心の中で首を横に振って、ここに来てから考えてたバカなことを頭の中から吹き飛ばした。
マイナスなことを考え過ぎて、自己中になってたことを反省してると
「フフ。元の世界に戻る? それは簡単よ。だって、その子さえ人質になってくれれば、すぐに元の世界に帰れるんだもの」
赤い魔女トワは、相変わらず悪女の微笑みを浮かべて、私を見つめた。
その「ザ・悪役」って感じの台詞と表情に、私はある意味感動しちゃった!
だって、リアルでこんな本物の「悪女」に会えるなんて、なかなかないよ?! スゴくない?!
こんな人、日本じゃ二次元や映画の中でしか存在しないから!
非現実的なキャラを目の前にして、段々ツボに入っちゃった私は「プッ!」って、思わず吹き出してた。
途端に、漂ってた緊張感が緩んで、三人の視線が私の方を向くのを感じた。
ああ、どうしよう! 分かってる。分かってるよ!
笑っちゃダメなとこだって分かってるんだけど、この状況がコントみたいに思えてきて仕方ないんだもん!
「ダメ」って思えば思う程、深みにハマっていって、「クククっ!」って必死に笑いを我慢してると
「梨子さん……?」
トランクスさんの、呆気に取られたような声が聞こえてきた。
「す、すみません……。何でもないです……ククッ……!」
私が人質になることで、マコちゃんが危ない状況になるかもしれないんだって気付くと、やっと、自分がとんでもない思考になってたことに焦った。
ヤバいヤバい……!
何バカなこと考えてたんだろ、私っ!!
ブンブンと心の中で首を横に振って、ここに来てから考えてたバカなことを頭の中から吹き飛ばした。
マイナスなことを考え過ぎて、自己中になってたことを反省してると
「フフ。元の世界に戻る? それは簡単よ。だって、その子さえ人質になってくれれば、すぐに元の世界に帰れるんだもの」
赤い魔女トワは、相変わらず悪女の微笑みを浮かべて、私を見つめた。
その「ザ・悪役」って感じの台詞と表情に、私はある意味感動しちゃった!
だって、リアルでこんな本物の「悪女」に会えるなんて、なかなかないよ?! スゴくない?!
こんな人、日本じゃ二次元や映画の中でしか存在しないから!
非現実的なキャラを目の前にして、段々ツボに入っちゃった私は「プッ!」って、思わず吹き出してた。
途端に、漂ってた緊張感が緩んで、三人の視線が私の方を向くのを感じた。
ああ、どうしよう! 分かってる。分かってるよ!
笑っちゃダメなとこだって分かってるんだけど、この状況がコントみたいに思えてきて仕方ないんだもん!
「ダメ」って思えば思う程、深みにハマっていって、「クククっ!」って必死に笑いを我慢してると
「梨子さん……?」
トランクスさんの、呆気に取られたような声が聞こえてきた。
「す、すみません……。何でもないです……ククッ……!」