ホール③
夢小説設定
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「決まってるじゃない。人質よ人質」
何でもないことのように、そう答えた。
「人質だと?!」
すぐに、大きな声を上げたトランクスさんに対して
「そうよ。その子を人質にして、あの真琴とかいう子に、私が改良した神聖樹の実を食べてもらおうと思ったの」
トワって人は、まさに「妖艶な笑み」って微笑みを浮かべ、企みを白状した。
「そのために梨子さんを……?!」
トランクスさんは、苦い声を宙にぶつけると、しっかりと繋いでた左手を私の手から離し
「だが、俺がここに来たからには、おまえたちの思い通りにはさせない!」
そう言って、私を守るように、左の手を横に広げた。
そんなトランクスさんの姿を見て「人質」って言葉に魅力を感じてた私はハッとした。
実は「人質」になるってことが、そんなに悪いことじゃないなぁ。なんて思ったから……。
そりゃ、最初に「人質」って聞いた時は
人質……?
私が――?!!
ビックリし過ぎて、心の中で叫んだけど……!
でも「人質」なんて、現実で実際なることなんてないから、貴重な体験じゃない?
え? 何? ホントに?!
本気で私を「人質」にするつもりなの?!
って感じで、少し興奮してる私がいた。
そして、それとは別に
私って「人質」になる価値あるんだ……。
そんな思いが、ふと頭の中を過った。
まさか、私にそんな価値があるなんて……!
歪んだ考え方だってことは分かってるけど、自分に利用される価値があることが嬉しかった。
何でもないことのように、そう答えた。
「人質だと?!」
すぐに、大きな声を上げたトランクスさんに対して
「そうよ。その子を人質にして、あの真琴とかいう子に、私が改良した神聖樹の実を食べてもらおうと思ったの」
トワって人は、まさに「妖艶な笑み」って微笑みを浮かべ、企みを白状した。
「そのために梨子さんを……?!」
トランクスさんは、苦い声を宙にぶつけると、しっかりと繋いでた左手を私の手から離し
「だが、俺がここに来たからには、おまえたちの思い通りにはさせない!」
そう言って、私を守るように、左の手を横に広げた。
そんなトランクスさんの姿を見て「人質」って言葉に魅力を感じてた私はハッとした。
実は「人質」になるってことが、そんなに悪いことじゃないなぁ。なんて思ったから……。
そりゃ、最初に「人質」って聞いた時は
人質……?
私が――?!!
ビックリし過ぎて、心の中で叫んだけど……!
でも「人質」なんて、現実で実際なることなんてないから、貴重な体験じゃない?
え? 何? ホントに?!
本気で私を「人質」にするつもりなの?!
って感じで、少し興奮してる私がいた。
そして、それとは別に
私って「人質」になる価値あるんだ……。
そんな思いが、ふと頭の中を過った。
まさか、私にそんな価値があるなんて……!
歪んだ考え方だってことは分かってるけど、自分に利用される価値があることが嬉しかった。