告白の行方②
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と、真顔で言ってくる幼馴染に「ああ、うん」と、曖昧な返事を返しつつ、トランクスさんが発してる「大好きオーラ」を、梨子が全く気付いてなかったんだと思うと、少し切なくなり、とりあえずトランクスさんに同情した。
梨子が部屋を出て行った後、妙に疲れた私は、気分転換に竹刀でも振ろうと中庭に行くことにした。
恋愛絡みの話しはやっぱ苦手だわ。
なんて思いながら、小さく溜息を吐いて廊下を歩いてると、前からトランクスさんが歩いて来るのが見えて、思わず顔が引き攣った。
うわ……。いまは会いたくなかったな。
もうすぐ振られる人に会う気まずさに
タイミング悪いなぁ……。
と、げんなりしてると
「稽古に行かれるんですか?」
爽やかな笑顔に話しかけられ
「ちょっと気分転換したくて」
と、答えた。
綺麗な青い目と、癖のないサラサラとした髪。
そして鍛えられた身体。
多分、こんなイイ男に告られることなんて、梨子はもう一生ないだろう。
両想いになられても困るけど……そうならないように設定されてんのかもしれないなぁ。
上手くいかない恋模様を、梨子とトランクスさんの二人に見て同情してると
「一人で大丈夫ですか? よければ付き合いますよ」
トランクスさんがそう言って、稽古の相手を申し出てくれた。
そんな気遣いが出来る男、トランクスさんを
ホント「いい人」だなと感心しつつ
「ああ、大丈夫です」
と断ってから
「……それより、梨子に言ったんですね」
梨子が部屋を出て行った後、妙に疲れた私は、気分転換に竹刀でも振ろうと中庭に行くことにした。
恋愛絡みの話しはやっぱ苦手だわ。
なんて思いながら、小さく溜息を吐いて廊下を歩いてると、前からトランクスさんが歩いて来るのが見えて、思わず顔が引き攣った。
うわ……。いまは会いたくなかったな。
もうすぐ振られる人に会う気まずさに
タイミング悪いなぁ……。
と、げんなりしてると
「稽古に行かれるんですか?」
爽やかな笑顔に話しかけられ
「ちょっと気分転換したくて」
と、答えた。
綺麗な青い目と、癖のないサラサラとした髪。
そして鍛えられた身体。
多分、こんなイイ男に告られることなんて、梨子はもう一生ないだろう。
両想いになられても困るけど……そうならないように設定されてんのかもしれないなぁ。
上手くいかない恋模様を、梨子とトランクスさんの二人に見て同情してると
「一人で大丈夫ですか? よければ付き合いますよ」
トランクスさんがそう言って、稽古の相手を申し出てくれた。
そんな気遣いが出来る男、トランクスさんを
ホント「いい人」だなと感心しつつ
「ああ、大丈夫です」
と断ってから
「……それより、梨子に言ったんですね」