コンタクト①
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午前のまだ弱い陽射しが射しこむ中庭。
そこで、私はトランクスさんに竹刀での打ち込み稽古に付き合ってもらっていた。
昨日、寝る前に色々考え事をしたおかげで、スッキリした目覚めとはいかず、心身共に目覚めさせるには稽古が一番! そう思ったからだ。
トランクスさんが相手なら、思いっ切り竹刀を振っても気にする必要がないので、スッキリしたい時に丁度よく、そういう時は稽古に付き合ってもらってる。
小一時間程竹刀を振り、だいぶんスッキリしたところで稽古を終了すると、休憩がてら二人で中庭にあるベンチに腰を下ろした。
手入れの行き届いた芝生の上を、恐竜がのそのそ歩く姿は、いつ見てもシュールだな。なんて思いながら、持って来ていたミネラルウォーターを、乾いた喉へ流し込み
「昨日、梨子から、あのフリーザってヤツ等が来た日、宇宙人たちに襲われたって話しを聞きました」
そう言って話しを切り出すと、隣りに座っていたトランクスさんから「……そうですか」っていう、重たい空気を含んだ言葉が返ってきた。
チラリと隣りに目を向けると、その横顔は暗く俯いていて、その話にはあまり触れて欲しくないような感じがした。
「トランクスさんが助けてくれたって、梨子が言ってました。それで、その時にお礼を言えなかったんで、言いたいそうです」
触れて欲しくなかろうが、私には関係ない。
そのまま話しを続けると
「礼なんて……。当然のことをしただけですから」
創作物の世界でしか聞いたことがない台詞を、さらっと言ってのけたトランクスさんに、私は少し感動した。
そこで、私はトランクスさんに竹刀での打ち込み稽古に付き合ってもらっていた。
昨日、寝る前に色々考え事をしたおかげで、スッキリした目覚めとはいかず、心身共に目覚めさせるには稽古が一番! そう思ったからだ。
トランクスさんが相手なら、思いっ切り竹刀を振っても気にする必要がないので、スッキリしたい時に丁度よく、そういう時は稽古に付き合ってもらってる。
小一時間程竹刀を振り、だいぶんスッキリしたところで稽古を終了すると、休憩がてら二人で中庭にあるベンチに腰を下ろした。
手入れの行き届いた芝生の上を、恐竜がのそのそ歩く姿は、いつ見てもシュールだな。なんて思いながら、持って来ていたミネラルウォーターを、乾いた喉へ流し込み
「昨日、梨子から、あのフリーザってヤツ等が来た日、宇宙人たちに襲われたって話しを聞きました」
そう言って話しを切り出すと、隣りに座っていたトランクスさんから「……そうですか」っていう、重たい空気を含んだ言葉が返ってきた。
チラリと隣りに目を向けると、その横顔は暗く俯いていて、その話にはあまり触れて欲しくないような感じがした。
「トランクスさんが助けてくれたって、梨子が言ってました。それで、その時にお礼を言えなかったんで、言いたいそうです」
触れて欲しくなかろうが、私には関係ない。
そのまま話しを続けると
「礼なんて……。当然のことをしただけですから」
創作物の世界でしか聞いたことがない台詞を、さらっと言ってのけたトランクスさんに、私は少し感動した。