告白の行方②
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梨子が部屋に来たのは、昼食を食べ終わってすぐだった。
メイド服姿のまま部屋に来た梨子に
「何でまだその恰好のままなの?」
と聞くと、梨子は恥ずかしそうに俯いたまま部屋の中に入って来るなり、ストンとソファに腰を下ろした。
昨日と同じく、昼食を食べに来なかった食いしん坊に
また何かあったな。
とは思ったが、その表情を見て大体何があったかは察しが付いた。
昨日、私がトランクスさんに言ったこと――。
『潔く告っちゃってください』
それが、きっと実行されたんだろう。
……それにしても。
あの人、渋ってたように見えたけど行動に移すのが早いな。
さすが、武士。腹を括るのが早い。
なんて、私が理想とする武士の姿をトランクスさんに見ていると
「あ、あのね……マコちゃん」
梨子はそう切り出し
「きょ、今日ね……朝、トランクスさんにね……。っ好きって言われたの……」
ごにょごにょと恥ずかしそうに口を動かした。
初々しい素振りを見せる幼馴染を
うん。だと思ったわ。
と、しらっと見つめてると
「どうしよう……」
目の前の赤い顔が呟いた。
あ……。
ダメだこういう雰囲気。
こういう如何にも女子っぽい「恋愛相談聞いて」みたいな雰囲気。
私には無理だ。
目の前で、困ったような恥ずかしそうな顔で俯いてる幼馴染を「面倒臭いな」と思いながら見つめてると
「ねぇ、どうしよう……」
梨子は眉を寄せて、困った顔を私に向けた。
メイド服姿のまま部屋に来た梨子に
「何でまだその恰好のままなの?」
と聞くと、梨子は恥ずかしそうに俯いたまま部屋の中に入って来るなり、ストンとソファに腰を下ろした。
昨日と同じく、昼食を食べに来なかった食いしん坊に
また何かあったな。
とは思ったが、その表情を見て大体何があったかは察しが付いた。
昨日、私がトランクスさんに言ったこと――。
『潔く告っちゃってください』
それが、きっと実行されたんだろう。
……それにしても。
あの人、渋ってたように見えたけど行動に移すのが早いな。
さすが、武士。腹を括るのが早い。
なんて、私が理想とする武士の姿をトランクスさんに見ていると
「あ、あのね……マコちゃん」
梨子はそう切り出し
「きょ、今日ね……朝、トランクスさんにね……。っ好きって言われたの……」
ごにょごにょと恥ずかしそうに口を動かした。
初々しい素振りを見せる幼馴染を
うん。だと思ったわ。
と、しらっと見つめてると
「どうしよう……」
目の前の赤い顔が呟いた。
あ……。
ダメだこういう雰囲気。
こういう如何にも女子っぽい「恋愛相談聞いて」みたいな雰囲気。
私には無理だ。
目の前で、困ったような恥ずかしそうな顔で俯いてる幼馴染を「面倒臭いな」と思いながら見つめてると
「ねぇ、どうしよう……」
梨子は眉を寄せて、困った顔を私に向けた。