カグヤヒメの物語④
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そして、真琴さんが言っていた通り、プログラムの一番最後には梨子さんの名前と演奏する曲目が記されていた。
楽しみだな。
心の中で呟いていると、一番目の演奏者が、舞台袖から姿を見せた。
演奏会用の色とりどりの衣装を纏った少女たちが、代わる代わる美しい音を響かせていく。
その中には仁美さんの姿もあり、落ち着いたその雰囲気は、以前会った時とはまるで違って見えた。
梨子さんも、あんなふうに違って見えるのだろうか?
そんなことを頭の片隅で思いながら、演奏に耳を傾けているうちに、いよいよ最後を飾る梨子さんが舞台に現れた。
栗色の髪を後ろで纏め、淡いベージュのドレスを纏った梨子さんは、いつもより大人びて見えた。
少し緊張しているのか、唇を真っ直ぐに結び、ピアノの前まで来た彼女は、皆と同じように、舞台に向かって一礼した。
その姿をじっと見つめていると、顔を上げた梨子さんと目が合い、その瞬間、彼女は明らかに「あ」という顔をした。
そしてすぐに、緊張が解れたかのように微笑を浮かべると、彼女は椅子に座り、小さく深呼吸をしてから、音を奏ではじめた。
ショパンの『ワルツ第一番』。
その曲は明るく華やかで、梨子さんが演奏するのにピッタリな曲だと思った。
彼女が奏でる、美しく弾む音の粒に、きっと聴衆全員が魅了されているに違いない。
そして、舞うように音を奏でる、彼女の姿に、俺はただただ見惚れていた。
楽しみだな。
心の中で呟いていると、一番目の演奏者が、舞台袖から姿を見せた。
演奏会用の色とりどりの衣装を纏った少女たちが、代わる代わる美しい音を響かせていく。
その中には仁美さんの姿もあり、落ち着いたその雰囲気は、以前会った時とはまるで違って見えた。
梨子さんも、あんなふうに違って見えるのだろうか?
そんなことを頭の片隅で思いながら、演奏に耳を傾けているうちに、いよいよ最後を飾る梨子さんが舞台に現れた。
栗色の髪を後ろで纏め、淡いベージュのドレスを纏った梨子さんは、いつもより大人びて見えた。
少し緊張しているのか、唇を真っ直ぐに結び、ピアノの前まで来た彼女は、皆と同じように、舞台に向かって一礼した。
その姿をじっと見つめていると、顔を上げた梨子さんと目が合い、その瞬間、彼女は明らかに「あ」という顔をした。
そしてすぐに、緊張が解れたかのように微笑を浮かべると、彼女は椅子に座り、小さく深呼吸をしてから、音を奏ではじめた。
ショパンの『ワルツ第一番』。
その曲は明るく華やかで、梨子さんが演奏するのにピッタリな曲だと思った。
彼女が奏でる、美しく弾む音の粒に、きっと聴衆全員が魅了されているに違いない。
そして、舞うように音を奏でる、彼女の姿に、俺はただただ見惚れていた。