カグヤヒメの物語④
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真琴さんの言っていた「逆ナン」というのはこれか……。
女性たちに声をかけられるという初めての体験を、この短時間で三度味わった俺は、女性たちからの誘いを何とかかわし、講堂へと戻って来た。
……もう、歩き回るのはやめておこう。
感じたことのない疲労感に襲われ、一息ついていると、講堂から女性が出て来て、入口のドアを開け放った。
どうやら開場時間になったらしく、俺は逃げ込むように、講堂の中に入った。
入口に置かれたプログラムを取り、誰もいない、しんと静まりかえった講堂内へ足を踏み入れる。
舞台の真ん中には、黒く光るグランドピアノが一台と、鍵盤の位置から対角に、赤とオレンジ、黄色の花々で飾られた、スタンドフラワーが置かれている。
この舞台で間もなく、梨子さんがピアノを弾く姿を見ることが出来るのかと思うと、楽しみから全身が震えた。
俺は、誘われるように舞台の方へ行くと、舞台正面から三列目の席に腰を下ろし、開演を待つことにした。
開演時間の十三時半が迫ると、講堂内の席はほぼ埋まってしまい、残念ながら、クラスの出し物の為に戻っていた真琴さんとは合流出来なかった。
講堂の前で、真琴さんを待っていればよかったな……。
一人、舞台近くの席に座ってしまったことを少し後悔していると、舞台袖から教師と思われる女性が現れ、開演の挨拶を述べ始めた。
プログラムによると、ピアノ科二年生による演奏会は、途中、十五分の休憩を挟み、二時間程の会となっている。
女性たちに声をかけられるという初めての体験を、この短時間で三度味わった俺は、女性たちからの誘いを何とかかわし、講堂へと戻って来た。
……もう、歩き回るのはやめておこう。
感じたことのない疲労感に襲われ、一息ついていると、講堂から女性が出て来て、入口のドアを開け放った。
どうやら開場時間になったらしく、俺は逃げ込むように、講堂の中に入った。
入口に置かれたプログラムを取り、誰もいない、しんと静まりかえった講堂内へ足を踏み入れる。
舞台の真ん中には、黒く光るグランドピアノが一台と、鍵盤の位置から対角に、赤とオレンジ、黄色の花々で飾られた、スタンドフラワーが置かれている。
この舞台で間もなく、梨子さんがピアノを弾く姿を見ることが出来るのかと思うと、楽しみから全身が震えた。
俺は、誘われるように舞台の方へ行くと、舞台正面から三列目の席に腰を下ろし、開演を待つことにした。
開演時間の十三時半が迫ると、講堂内の席はほぼ埋まってしまい、残念ながら、クラスの出し物の為に戻っていた真琴さんとは合流出来なかった。
講堂の前で、真琴さんを待っていればよかったな……。
一人、舞台近くの席に座ってしまったことを少し後悔していると、舞台袖から教師と思われる女性が現れ、開演の挨拶を述べ始めた。
プログラムによると、ピアノ科二年生による演奏会は、途中、十五分の休憩を挟み、二時間程の会となっている。