カグヤヒメの物語④
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その代わり、衣裳や小物には力が入っていて、まるでローブのような着物(?)は素人目に見ても色鮮やかで美しく、それが舞台を華やかなものにしていた。
特に、かぐや姫が月へと帰っていくラストは、月から来た使者たちの華麗な衣装と装飾が施された乗り物、そして演出に、皆感嘆のため息を漏らしていた。
何事にも淡々としている真琴さんでさえ「すごいな……」と呟いていた程だ。
これが、人生で初めて観た劇となると、今後観るものはハードルが上がってしまうのではないだろうか? そう思える程、喜劇『かぐや姫』は素晴らしかった。
「それじゃあ、私、クラスの出し物があるんで行きますね。開演時間までには戻って来れると思います」
講堂を出てすぐ、真琴さんはポケットから取り出したスマホで時間を確認するなり、校舎の方に戻ってしまった。
一人残された俺は、演奏会が始まるまでの一時間半、どう時間を潰すか考えた末、まだ足を運んでいなかった、グラウンドへ行くことにした。
グラウンドには屋台が六件並んでいて、食欲をそそるソースやスパイシーなカレー、甘いポップコーンの匂いで満ちている。
丁度昼時ということもあり、どの屋台も行列が出来、フル稼働といったようすだ。
エプロン姿の少女たちが、屋台の中で立ち働いている姿を眺め、この経験も少女たちにとって学校生活のいい思い出になるんだろうな。と、羨ましく思っていると、窺うような「ハロー」という声に呼び止められた。
振り返ると、そこには見知らぬ女性が二人、笑顔で立っていた。
特に、かぐや姫が月へと帰っていくラストは、月から来た使者たちの華麗な衣装と装飾が施された乗り物、そして演出に、皆感嘆のため息を漏らしていた。
何事にも淡々としている真琴さんでさえ「すごいな……」と呟いていた程だ。
これが、人生で初めて観た劇となると、今後観るものはハードルが上がってしまうのではないだろうか? そう思える程、喜劇『かぐや姫』は素晴らしかった。
「それじゃあ、私、クラスの出し物があるんで行きますね。開演時間までには戻って来れると思います」
講堂を出てすぐ、真琴さんはポケットから取り出したスマホで時間を確認するなり、校舎の方に戻ってしまった。
一人残された俺は、演奏会が始まるまでの一時間半、どう時間を潰すか考えた末、まだ足を運んでいなかった、グラウンドへ行くことにした。
グラウンドには屋台が六件並んでいて、食欲をそそるソースやスパイシーなカレー、甘いポップコーンの匂いで満ちている。
丁度昼時ということもあり、どの屋台も行列が出来、フル稼働といったようすだ。
エプロン姿の少女たちが、屋台の中で立ち働いている姿を眺め、この経験も少女たちにとって学校生活のいい思い出になるんだろうな。と、羨ましく思っていると、窺うような「ハロー」という声に呼び止められた。
振り返ると、そこには見知らぬ女性が二人、笑顔で立っていた。