カグヤヒメの物語②
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校舎の中に入ると、そこは外以上に女性が多く、気恥ずかしさを覚えた。
「女子校」というものはこういう場所なのかと、女性特有の華やかな香りが漂う廊下を歩きながら、思い知らされた気がする。
来校者の中に男性客もいるとはいえ、真琴さんと一緒でなければ、すぐに校舎の外へ出ていただろう。
自分が女性に慣れていないということを痛感しつつ、遠慮がちに歩く校舎内は、各教室と言われる場所が喫茶や迷路、ミニシアターなどといった出し物を行っていて、まさに「祭り」と言うにふさわしい空間になっている。
母さんが主催する完成されたパーティもいいが、こういう手作り感に溢れた催しもいいものだ。
呼び込みをする生徒や、廊下を歩く来校者の笑顔を見て、遠慮がちになっていた心が少しづつ解れていくのを感じていると
「どこか入ります?」
前を歩く真琴さんが振り返った。
「あ、ええ。そうですね……」
いま来た廊下を思い返し、全部入ってみたいと思いつつも、そう答えれば真琴さんに呆れられる気がして
「真琴さんのクラスは何をされてるんですか?」
これから進む方を提案するかたちで尋ねると、真琴さんは睨むように目を細め
「お化け屋敷です。けど、絶対行きませんから!」
強い口調で拒否された。
その断固拒否の姿勢に「は、はい……」とすぐに諦めた俺は「じゃ、じゃあ……」と、たったいま通り過ぎたばかりの『和風喫茶』という文字が躍る、暖簾の掛かった教室を指差していた。
「女子校」というものはこういう場所なのかと、女性特有の華やかな香りが漂う廊下を歩きながら、思い知らされた気がする。
来校者の中に男性客もいるとはいえ、真琴さんと一緒でなければ、すぐに校舎の外へ出ていただろう。
自分が女性に慣れていないということを痛感しつつ、遠慮がちに歩く校舎内は、各教室と言われる場所が喫茶や迷路、ミニシアターなどといった出し物を行っていて、まさに「祭り」と言うにふさわしい空間になっている。
母さんが主催する完成されたパーティもいいが、こういう手作り感に溢れた催しもいいものだ。
呼び込みをする生徒や、廊下を歩く来校者の笑顔を見て、遠慮がちになっていた心が少しづつ解れていくのを感じていると
「どこか入ります?」
前を歩く真琴さんが振り返った。
「あ、ええ。そうですね……」
いま来た廊下を思い返し、全部入ってみたいと思いつつも、そう答えれば真琴さんに呆れられる気がして
「真琴さんのクラスは何をされてるんですか?」
これから進む方を提案するかたちで尋ねると、真琴さんは睨むように目を細め
「お化け屋敷です。けど、絶対行きませんから!」
強い口調で拒否された。
その断固拒否の姿勢に「は、はい……」とすぐに諦めた俺は「じゃ、じゃあ……」と、たったいま通り過ぎたばかりの『和風喫茶』という文字が躍る、暖簾の掛かった教室を指差していた。