恋した日曜日①
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マコちゃんがその頼みを断るわけもなくて、二つ返事で引き受けると、すぐに家を出て行ったんだって。
「自分がトランクスさんと稽古したいって言いだしたのに!」
道場へと向かいながら、口を尖らせる私に
「俺は構いませんけど……梨子さんにまた案内をさせてしまって、すみません」
トランクスさんが、申し訳なさそうな顔をこっちに向けるのが分かった。
そんなトランクスさんに
「トランクスさんが謝ることないです! 連絡くれなかったマコちゃんが悪いんだから!」
なんて不機嫌な顔をしつつも、私はトランクスさんと一緒にいられる時間が延びたことを喜んでた。
そして、マコちゃんはトランクスさんより、柴先生の方が優先順位が高いことに、ホッとしてた。
マコちゃんが、トランクスさんに恋愛感情がないことは解ってる。
でも。それでも。トランクスさんが、自分以外の女の子と一緒にいるのは、マコちゃんでもイヤだった。
……私って、こんなに嫉妬深かったんだ。
自分の知らなかった一面に驚きつつも、恋心が執着に変わりはじめてるだけな気がして、そっと、隣りを歩くトランクスさんを見上げ、心の中で溜息を吐いた。
そしたら、私の視線に気付いたトランクスさんと目が合って、ドキッと胸を高鳴らせてると
「真琴さんのお兄さん、優しそうな方ですね」
トランクスさんはそう言ってから
「まさか、会えるとは思いませんでした」
困ったような笑顔を浮かべた。
「自分がトランクスさんと稽古したいって言いだしたのに!」
道場へと向かいながら、口を尖らせる私に
「俺は構いませんけど……梨子さんにまた案内をさせてしまって、すみません」
トランクスさんが、申し訳なさそうな顔をこっちに向けるのが分かった。
そんなトランクスさんに
「トランクスさんが謝ることないです! 連絡くれなかったマコちゃんが悪いんだから!」
なんて不機嫌な顔をしつつも、私はトランクスさんと一緒にいられる時間が延びたことを喜んでた。
そして、マコちゃんはトランクスさんより、柴先生の方が優先順位が高いことに、ホッとしてた。
マコちゃんが、トランクスさんに恋愛感情がないことは解ってる。
でも。それでも。トランクスさんが、自分以外の女の子と一緒にいるのは、マコちゃんでもイヤだった。
……私って、こんなに嫉妬深かったんだ。
自分の知らなかった一面に驚きつつも、恋心が執着に変わりはじめてるだけな気がして、そっと、隣りを歩くトランクスさんを見上げ、心の中で溜息を吐いた。
そしたら、私の視線に気付いたトランクスさんと目が合って、ドキッと胸を高鳴らせてると
「真琴さんのお兄さん、優しそうな方ですね」
トランクスさんはそう言ってから
「まさか、会えるとは思いませんでした」
困ったような笑顔を浮かべた。