カグヤヒメの物語①
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嬉しそうに頷く梨子に、私は呆気にとられてしまった。
「いや……。あんなイケメンが来たら、校内ザワつくだろ!」
女子校という檻の中に、あんなイケメンを放り込んで、無事に済むわけがない!
トランクスさんが、複数の女生徒に囲まれている画が頭に浮かび、自然と眉間に皺が寄った。
っていうか、そういう状況になるだろうことが、想像出来ないのか?
嫌な予感しかない私の目の前で、呑気に紙パックのストロベリー・オレを啜る梨子は、そんな私に気付いて「あ」という顔をすると、口からストローを離し
「それでね。実はマコちゃんにお願いがあるんだ……」
そう言って、小さく手を合わせてきた。
文化祭当日。
天候にも恵まれ、校内には文化祭にやって来た人々で、賑わいを見せはじめていた。
普段は入ることが出来ない女子の園。
今日だけはそこに堂々と入れるということもあり、チャラい輩の姿もチラホラ見える。
下心を隠す気もなさそうなチャラい輩の傍を通り過ぎ、私はトランクスさんを迎えるため校門へと向かった。
面倒なことを頼まれたもんだ……。
着いた校門の石柱にもたれかかり、校内に入って来る老若男女を眺めていると、トランクスさんの気が近付いて来たので、そちらに顔を覗かせた。
陽の当たり具合では、白にも見える薄い紫色の髪はイヤでも目立ち、イケメンぶりは遠目でも分かる。
……何事もなく、平穏に終わってくれよ。
私は、そう願わずにはおれなかった。
「いや……。あんなイケメンが来たら、校内ザワつくだろ!」
女子校という檻の中に、あんなイケメンを放り込んで、無事に済むわけがない!
トランクスさんが、複数の女生徒に囲まれている画が頭に浮かび、自然と眉間に皺が寄った。
っていうか、そういう状況になるだろうことが、想像出来ないのか?
嫌な予感しかない私の目の前で、呑気に紙パックのストロベリー・オレを啜る梨子は、そんな私に気付いて「あ」という顔をすると、口からストローを離し
「それでね。実はマコちゃんにお願いがあるんだ……」
そう言って、小さく手を合わせてきた。
文化祭当日。
天候にも恵まれ、校内には文化祭にやって来た人々で、賑わいを見せはじめていた。
普段は入ることが出来ない女子の園。
今日だけはそこに堂々と入れるということもあり、チャラい輩の姿もチラホラ見える。
下心を隠す気もなさそうなチャラい輩の傍を通り過ぎ、私はトランクスさんを迎えるため校門へと向かった。
面倒なことを頼まれたもんだ……。
着いた校門の石柱にもたれかかり、校内に入って来る老若男女を眺めていると、トランクスさんの気が近付いて来たので、そちらに顔を覗かせた。
陽の当たり具合では、白にも見える薄い紫色の髪はイヤでも目立ち、イケメンぶりは遠目でも分かる。
……何事もなく、平穏に終わってくれよ。
私は、そう願わずにはおれなかった。