カグヤヒメの物語①
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「かぐや姫?」
「ええ」
「かぐや姫って、あのかぐや姫ですか?」
剣道の稽古に付き合ってもらった帰り道。私はトランクスさんに尋ねられた言葉に、疑問で返していた。
「かぐや姫」と言えば、『竹取物語』に登場するあの「かぐや姫」のことだろう。
「で、おじさんが、そう言ってたんですか?」
「はい」
「それって、この前産まれた赤ちゃんのことじゃないんですか? 女の子だったし」
かぐや姫といえば、竹から出てきた可愛らしい女の子だ。
だから、先日菜奈さんが産んだ、女の子のことを例えてそう言ってるんじゃないか。
そう言ってみたが
「いえ……。そういう雰囲気ではなかったというか……」
トランクスさんはその時のことを思い出すように、納得しかねる。といった表情をした。
ただ、おじさんたちにしてみれば、初孫の誕生だ。
夫婦二人で、静かに喜びを嚙みしめていたのかもしれない。
「気になるなら、聞いてみればいいんじゃないですか?」
すぐに解決する方法を提案するも
「そ、それは出来ませんよ!」
やはり、盗み聞きしたという後ろめたさがあるようで、却下されてしまった。
「はぁ。かぐや姫ね……」
考えるのも面倒になり、溜息交じりに呟いて、すっかり暗くなった空を見上げた。
秋もすっかり深まった十一月の空は暗く、月の姿は見えない。
……今日は一日だから、新月か。
ぼんやりとそんなことを思った時、私の頭の中で、何かが繋がりそうな気がした。
「ええ」
「かぐや姫って、あのかぐや姫ですか?」
剣道の稽古に付き合ってもらった帰り道。私はトランクスさんに尋ねられた言葉に、疑問で返していた。
「かぐや姫」と言えば、『竹取物語』に登場するあの「かぐや姫」のことだろう。
「で、おじさんが、そう言ってたんですか?」
「はい」
「それって、この前産まれた赤ちゃんのことじゃないんですか? 女の子だったし」
かぐや姫といえば、竹から出てきた可愛らしい女の子だ。
だから、先日菜奈さんが産んだ、女の子のことを例えてそう言ってるんじゃないか。
そう言ってみたが
「いえ……。そういう雰囲気ではなかったというか……」
トランクスさんはその時のことを思い出すように、納得しかねる。といった表情をした。
ただ、おじさんたちにしてみれば、初孫の誕生だ。
夫婦二人で、静かに喜びを嚙みしめていたのかもしれない。
「気になるなら、聞いてみればいいんじゃないですか?」
すぐに解決する方法を提案するも
「そ、それは出来ませんよ!」
やはり、盗み聞きしたという後ろめたさがあるようで、却下されてしまった。
「はぁ。かぐや姫ね……」
考えるのも面倒になり、溜息交じりに呟いて、すっかり暗くなった空を見上げた。
秋もすっかり深まった十一月の空は暗く、月の姿は見えない。
……今日は一日だから、新月か。
ぼんやりとそんなことを思った時、私の頭の中で、何かが繋がりそうな気がした。