恋した日曜日①
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オレンジ色の西洋瓦に、少しくすんできた白壁。
純和風な我が家と違って、地中海風なマコちゃんの家を、ちょっと意外そうな顔で見上げるトランクスさんに
「マコちゃんの家、かわいいんです」
私は共感の意味を込めて微笑んだ。
家を囲う黒い格子の柵からは、芝生が広がる庭、プランターに植えられた赤やピンク色の花々、そしてオリーブの木が見える。
剣道一筋。「武士道」好きなマコちゃんとは対照的なこの家が、私にはちょっとしたツボで、この家を見る度密かに一人にやけてた。
「じゃあ、押しますね」
いつものように、黒い門扉に備え付けられたインターホンを鳴らそうと、手を伸ばしたその時
「梨子ちゃん?」
名前を呼ばれて、伸ばした手を止めた。
声がした方を向くと、そこにはコンビニの袋を持ったマコちゃんのお兄さん、龍斗さんが立ってた。
「! 龍斗さん?!」
思ってもなかった人の登場にビックリして、声が上擦りそうになった。
むかしから知ってる爽やかさに、大人っぽさが加わって、龍斗さんは更に格好良さが増してた。
久しぶりに会う、初恋の人に動揺してると
「久しぶりだね」
龍斗さんは微笑みを深くしながら、距離を縮めてきた。
「っお久しぶりです!」
そう返すのが精一杯で、近付いて来た龍斗さんを見つめてると、龍斗さんが私の少し後ろに立つトランクスさんへと視線を向け
「あの。もしかして、トランクスさんですか?」
窺うように尋ねてきた。
純和風な我が家と違って、地中海風なマコちゃんの家を、ちょっと意外そうな顔で見上げるトランクスさんに
「マコちゃんの家、かわいいんです」
私は共感の意味を込めて微笑んだ。
家を囲う黒い格子の柵からは、芝生が広がる庭、プランターに植えられた赤やピンク色の花々、そしてオリーブの木が見える。
剣道一筋。「武士道」好きなマコちゃんとは対照的なこの家が、私にはちょっとしたツボで、この家を見る度密かに一人にやけてた。
「じゃあ、押しますね」
いつものように、黒い門扉に備え付けられたインターホンを鳴らそうと、手を伸ばしたその時
「梨子ちゃん?」
名前を呼ばれて、伸ばした手を止めた。
声がした方を向くと、そこにはコンビニの袋を持ったマコちゃんのお兄さん、龍斗さんが立ってた。
「! 龍斗さん?!」
思ってもなかった人の登場にビックリして、声が上擦りそうになった。
むかしから知ってる爽やかさに、大人っぽさが加わって、龍斗さんは更に格好良さが増してた。
久しぶりに会う、初恋の人に動揺してると
「久しぶりだね」
龍斗さんは微笑みを深くしながら、距離を縮めてきた。
「っお久しぶりです!」
そう返すのが精一杯で、近付いて来た龍斗さんを見つめてると、龍斗さんが私の少し後ろに立つトランクスさんへと視線を向け
「あの。もしかして、トランクスさんですか?」
窺うように尋ねてきた。