真実の行方は……
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「とにかく……その梨子っていう子が、このベビー服を着てたわけよね? でも、その子は別の宇宙にある地球で育って、しかも、もう十七歳になってる……」
母さんは、謎の部分をまとめてから「どういうこと?」とでも言うように眉根を寄せた。
昨年発売されたベビー服を、十七年も前に身に着けていた梨子さん――。
単純に考えると、梨子さんは俺たちのこの時代から、十七年前の第六宇宙の地球へと移動したということになる。
「タイムスリップだって普通は無理なのに、宇宙間まで移動するなんて……! もっと不可能な話しでしょ?」
胸の前で腕を組み、更に眉根を寄せる母さんに
「……あるとすれば、梨子さんのお姉さんが見た『光る鳥』の仕業かもしれない」
可能性の一つとして、菜奈さんから聞いた「光る鳥」のことを口にすると
「光る鳥? 何よそれ? 宇宙船とかじゃなくて?」
母さんは怪訝な顔を浮かべた。
「それが分からないんだ。見たのは、梨子さんのお姉さんだけだから……。いま、時の界王神様が調べてくださっているから、何か分かるといいんだけど……」
手掛かりの頼りなさに、表情が曇る。
梨子さんの出生に関する手掛かりが手詰まりの様相を呈し、他に梨子さんに繋がる「何か」がないか考え込んでいると
「ねぇ。その子が、生後間もなく第六宇宙の地球に行ってるってことは……」
母さんはそう言って、何か思いついたような表情をすると
母さんは、謎の部分をまとめてから「どういうこと?」とでも言うように眉根を寄せた。
昨年発売されたベビー服を、十七年も前に身に着けていた梨子さん――。
単純に考えると、梨子さんは俺たちのこの時代から、十七年前の第六宇宙の地球へと移動したということになる。
「タイムスリップだって普通は無理なのに、宇宙間まで移動するなんて……! もっと不可能な話しでしょ?」
胸の前で腕を組み、更に眉根を寄せる母さんに
「……あるとすれば、梨子さんのお姉さんが見た『光る鳥』の仕業かもしれない」
可能性の一つとして、菜奈さんから聞いた「光る鳥」のことを口にすると
「光る鳥? 何よそれ? 宇宙船とかじゃなくて?」
母さんは怪訝な顔を浮かべた。
「それが分からないんだ。見たのは、梨子さんのお姉さんだけだから……。いま、時の界王神様が調べてくださっているから、何か分かるといいんだけど……」
手掛かりの頼りなさに、表情が曇る。
梨子さんの出生に関する手掛かりが手詰まりの様相を呈し、他に梨子さんに繋がる「何か」がないか考え込んでいると
「ねぇ。その子が、生後間もなく第六宇宙の地球に行ってるってことは……」
母さんはそう言って、何か思いついたような表情をすると