恋した日曜日①
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ピアノのレッスンの度に歩いてる、通い慣れた道。
その道を、トランクスさんと他愛のない会話をしながら歩いてるのが不思議で、嬉しくて、心の奥がムズムズしてくる。
――私の日常にトランクスさんがいる。
想像もしてなかったことが起きて、もうすぐ半月。
こうして二人でいられる時間が幸せで、自然と顔が緩んでく。
でも。
そう思ってるのは私だけなんだって、今日は繋がれない手を見て、寂しさが募った。
思い切って、繋いじゃおうかな……。
そっと右手を伸ばしてみるけど、繋ぐ勇気は出なくて、私は右手を何度も彷徨わせてた。
……もし、トランクスさんの彼女だったらな。
今になって、トランクスさんからの告白を断ったことを後悔した。
もし、あの時。
あの告白に応えてたら、私はいまトランクスさんの「彼女」だったんだよね……。
ポツリと思うと
「逃がした魚は大きい」
そんな言葉が浮かんで、胸の奥で鈍い音がした。
……もう一度、告白してくれないかな。そしたら……。
あまりにも勝手なことを思ってる自分が嫌なのと、いつも上手くいかない恋に哀しくなった。
自分から告白する勇気もなくて、あの時、ハッキリ私に想いを告げてくれたトランクスさんを、心から凄いと思う。
あの時に戻れたらな……。
叶わない願いに気持ちを暗くしてると、マコちゃんの家のオレンジ色の屋根が見えてきた。
「着きました」
「ここが真琴さんの……」
その道を、トランクスさんと他愛のない会話をしながら歩いてるのが不思議で、嬉しくて、心の奥がムズムズしてくる。
――私の日常にトランクスさんがいる。
想像もしてなかったことが起きて、もうすぐ半月。
こうして二人でいられる時間が幸せで、自然と顔が緩んでく。
でも。
そう思ってるのは私だけなんだって、今日は繋がれない手を見て、寂しさが募った。
思い切って、繋いじゃおうかな……。
そっと右手を伸ばしてみるけど、繋ぐ勇気は出なくて、私は右手を何度も彷徨わせてた。
……もし、トランクスさんの彼女だったらな。
今になって、トランクスさんからの告白を断ったことを後悔した。
もし、あの時。
あの告白に応えてたら、私はいまトランクスさんの「彼女」だったんだよね……。
ポツリと思うと
「逃がした魚は大きい」
そんな言葉が浮かんで、胸の奥で鈍い音がした。
……もう一度、告白してくれないかな。そしたら……。
あまりにも勝手なことを思ってる自分が嫌なのと、いつも上手くいかない恋に哀しくなった。
自分から告白する勇気もなくて、あの時、ハッキリ私に想いを告げてくれたトランクスさんを、心から凄いと思う。
あの時に戻れたらな……。
叶わない願いに気持ちを暗くしてると、マコちゃんの家のオレンジ色の屋根が見えてきた。
「着きました」
「ここが真琴さんの……」