恋した日曜日③
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マコちゃんは、柴先生にトランクスさんを紹介すると
「トランクスさんから道場を見学出来ないかと頼まれていて……。それで、先生にお願いしようと思っていたんです」
何食わぬ顔で嘘を吐いた。
そしたら、その嘘を塗り重ねるように
「初めまして。今日は突然お邪魔してすみません」
トランクスさんは、柴先生に丁寧に頭を下げた。
マコちゃんの話しと、流暢に日本語を話す、礼儀正しい外国人青年(?)トランクスさん。
どうやら、二人は柴先生の信頼を勝ち得たみたいで
「いえ。この道場でよければ、どうぞゆっくり見て行って下さい」
マコちゃんの吐いた嘘を疑うようすもなく、予定外の道場見学を許可してくれた。
道場見学を終え、柴道場を後にした私たちは「あれじゃ足りない」って言うマコちゃんの声で、本来の目的だった剣道の稽古をするため、人気のない、住宅地の外れにある公園に行くことになった。
公園に向かう途中
「マコちゃん、嘘吐くの上手くなってきてない?」
感心しながらも、じとりとした目を向けると、マコちゃんは「フッ」って鼻で笑ってから
「トランクスさんがのってくれたからね」
ニヤッと口角を上げた。
そしたら、マコちゃんにつられるように、トランクスさんも声を忍ばせて笑い
「あの方が、以前、父さんに似ていると言われてた方ですよね?」
確認するように、私たちの方を見ると、マコちゃんも忍び笑いで答えた。
「トランクスさんから道場を見学出来ないかと頼まれていて……。それで、先生にお願いしようと思っていたんです」
何食わぬ顔で嘘を吐いた。
そしたら、その嘘を塗り重ねるように
「初めまして。今日は突然お邪魔してすみません」
トランクスさんは、柴先生に丁寧に頭を下げた。
マコちゃんの話しと、流暢に日本語を話す、礼儀正しい外国人青年(?)トランクスさん。
どうやら、二人は柴先生の信頼を勝ち得たみたいで
「いえ。この道場でよければ、どうぞゆっくり見て行って下さい」
マコちゃんの吐いた嘘を疑うようすもなく、予定外の道場見学を許可してくれた。
道場見学を終え、柴道場を後にした私たちは「あれじゃ足りない」って言うマコちゃんの声で、本来の目的だった剣道の稽古をするため、人気のない、住宅地の外れにある公園に行くことになった。
公園に向かう途中
「マコちゃん、嘘吐くの上手くなってきてない?」
感心しながらも、じとりとした目を向けると、マコちゃんは「フッ」って鼻で笑ってから
「トランクスさんがのってくれたからね」
ニヤッと口角を上げた。
そしたら、マコちゃんにつられるように、トランクスさんも声を忍ばせて笑い
「あの方が、以前、父さんに似ていると言われてた方ですよね?」
確認するように、私たちの方を見ると、マコちゃんも忍び笑いで答えた。