とある秘密⑤
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「それ……!」
箱から出てきたのは、やや薄汚れたピンク色のベビー服だった。
それを見るなり、菜奈さんは驚いたように、目を見開いている。
決して、桐の箱に仕舞っておくような代物じゃないものが出てきたことに、最初拍子抜けしたが、トランクスさんが言っていた「CCのロゴの付いたベビー服」のことを思い出し
あれがそうか!
肩口にプリントされているという、CCのロゴを探そうと目を凝らしていると
「それ、梨子が着てた服でしょ?」
菜奈さんが、おじさんに確認した。
すると、おじさんは静かに頷き
「……これは、梨子がこの家に来た時に着ていた服だよ」
おじさんは今度は、ソファの脇に立つ梨子に、穏やかな笑みを向けた。
自分が赤ちゃんの頃に着ていた服のことなど、当然覚えていないようで「え。そうなの?」と梨子が不思議そうな顔をすると
「おや。その服……どこかで見たマークがついてますねぇ」
出された物を完食し、お茶を啜っていたウイスさんが、目ざとく、私が探していたモノのを見つけた。
「……マーク?」
ウイスさんの言葉で、自分のベビー服を見つめる梨子は、マークを見つけたのだろう。「あ」と発したまま、固まってしまった。
そんな娘の反応に
「このマークを、梨子も……真琴ちゃんも知っているんだろう?」
おじさんは、穏やかな中にも、哀しさを含んだ笑みを、梨子と私の両方に向けた。
箱から出てきたのは、やや薄汚れたピンク色のベビー服だった。
それを見るなり、菜奈さんは驚いたように、目を見開いている。
決して、桐の箱に仕舞っておくような代物じゃないものが出てきたことに、最初拍子抜けしたが、トランクスさんが言っていた「CCのロゴの付いたベビー服」のことを思い出し
あれがそうか!
肩口にプリントされているという、CCのロゴを探そうと目を凝らしていると
「それ、梨子が着てた服でしょ?」
菜奈さんが、おじさんに確認した。
すると、おじさんは静かに頷き
「……これは、梨子がこの家に来た時に着ていた服だよ」
おじさんは今度は、ソファの脇に立つ梨子に、穏やかな笑みを向けた。
自分が赤ちゃんの頃に着ていた服のことなど、当然覚えていないようで「え。そうなの?」と梨子が不思議そうな顔をすると
「おや。その服……どこかで見たマークがついてますねぇ」
出された物を完食し、お茶を啜っていたウイスさんが、目ざとく、私が探していたモノのを見つけた。
「……マーク?」
ウイスさんの言葉で、自分のベビー服を見つめる梨子は、マークを見つけたのだろう。「あ」と発したまま、固まってしまった。
そんな娘の反応に
「このマークを、梨子も……真琴ちゃんも知っているんだろう?」
おじさんは、穏やかな中にも、哀しさを含んだ笑みを、梨子と私の両方に向けた。