来訪者①
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トランクスと佳奈は、朝食の片付けを終えてから、買い出しのため街へ行くことにした。
買い出しのメモを受け取るため、トランクスが研究室に行くと
「悪いけど、これだけ買って来てちょうだい」
ブルマから、食料だけでなく、ネジやナットなど、発明に使うための部品も書かれたメモを渡された。
トランクスはメモに目を通すと「分かった」と、黒いカーゴパンツのポケットにメモを仕舞い込み
「それじゃあ、行って来るよ」
ブルマに笑顔を向けた。
「ええ、頼んだわよ」
研究室を出ようと、踵を返すトランクスに
「佳奈ちゃんのことも、頼んだわよ」
ブルマがそう付け加えると、トランクスは振り返り
「うん。分かってる」
力強く返事をし、再び研究室の出口の方へ向かって歩きだした。
佳奈が来たことで、未開拓だった心の一部が開拓された息子の背中を、小さく笑いながら見送っていると、突然トランクスがピタリと動きを止め、辺りを窺いはじめた。
何かを探るような素振りをするトランクスに「トランクス?」ブルマは声をかけたが、トランクスはそれに答えず
「……っ?! この気は……?」
そう漏らすと、突然走って研究室を出て行ってしまった。
「どうしたのよ、あの子?」
息子の行動にポカンとしていたブルマだったが、トランクスの慌てようが気になり、自分も研究室を出て、とりあえずリビングへと向かった。
だが、リビングにトランクスはおらず、首を傾げていると、外から
「母さん!」
自分を呼ぶ、トランクスの大きな声が聞こえてきた。
買い出しのメモを受け取るため、トランクスが研究室に行くと
「悪いけど、これだけ買って来てちょうだい」
ブルマから、食料だけでなく、ネジやナットなど、発明に使うための部品も書かれたメモを渡された。
トランクスはメモに目を通すと「分かった」と、黒いカーゴパンツのポケットにメモを仕舞い込み
「それじゃあ、行って来るよ」
ブルマに笑顔を向けた。
「ええ、頼んだわよ」
研究室を出ようと、踵を返すトランクスに
「佳奈ちゃんのことも、頼んだわよ」
ブルマがそう付け加えると、トランクスは振り返り
「うん。分かってる」
力強く返事をし、再び研究室の出口の方へ向かって歩きだした。
佳奈が来たことで、未開拓だった心の一部が開拓された息子の背中を、小さく笑いながら見送っていると、突然トランクスがピタリと動きを止め、辺りを窺いはじめた。
何かを探るような素振りをするトランクスに「トランクス?」ブルマは声をかけたが、トランクスはそれに答えず
「……っ?! この気は……?」
そう漏らすと、突然走って研究室を出て行ってしまった。
「どうしたのよ、あの子?」
息子の行動にポカンとしていたブルマだったが、トランクスの慌てようが気になり、自分も研究室を出て、とりあえずリビングへと向かった。
だが、リビングにトランクスはおらず、首を傾げていると、外から
「母さん!」
自分を呼ぶ、トランクスの大きな声が聞こえてきた。