その瞳に恋してる(森田様リクエスト)
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「大丈夫?」
そう言って、転んだ私に手を差し伸べてくれたのは、青い瞳が綺麗な人だった。
「は、はい……! 大丈夫です!」
その整った顔に、ちょっと見惚れてから返事をした私を見た彼は、少し驚いた顔をした。
……うん。そのリアクションは、もう慣れてる。
どんな人も、私の顔を見た途端ハッとした顔をする。
その理由は――。
私の目。
私が「オッドアイ」だから。
右目が青で、左目はオレンジ色に近い黄色。
ね? 珍しいでしょ?
だから、彼の反応には「いつものことだ」と思ってたのに
「綺麗な瞳だね」
そう言って微笑まれた瞬間、私は彼に恋をしてしまったのだった。
「また、会えないかな……」
そんな事を毎日のように考えてると、その日は突然訪れた。
「あ……」
「あっ……!?」
彼が私を覚えてくれたことが嬉しかった。
この時だけは、自分の色違いの両眼に感謝した。
そしてこの日の再会が、私とトランクスが恋人になるきっかけの日になるなんて思ってもいなかった。
「うん、いい感じ!」
鏡の前でくるりと回ると、ピンクのスカートがふわりと揺れた。
今日は久しぶりのデート。
カッコいいトランクスの隣りに並ぶんだから、デートの時はもの凄く頑張ってしまう。
白のオープントゥのパンプスを履いて、軽やかに待ち合わせ場所へ向かっていると、前から歩いて来た2人組に道を塞がれた。
(え……?)
困惑した顔を向けると
「ねぇ、彼女。可愛いね」
「俺たち暇してんだよ。だからさ、一緒に遊ばない?」
ニヤリとした、厭らしい笑みが私を見ていた。
そう言って、転んだ私に手を差し伸べてくれたのは、青い瞳が綺麗な人だった。
「は、はい……! 大丈夫です!」
その整った顔に、ちょっと見惚れてから返事をした私を見た彼は、少し驚いた顔をした。
……うん。そのリアクションは、もう慣れてる。
どんな人も、私の顔を見た途端ハッとした顔をする。
その理由は――。
私の目。
私が「オッドアイ」だから。
右目が青で、左目はオレンジ色に近い黄色。
ね? 珍しいでしょ?
だから、彼の反応には「いつものことだ」と思ってたのに
「綺麗な瞳だね」
そう言って微笑まれた瞬間、私は彼に恋をしてしまったのだった。
「また、会えないかな……」
そんな事を毎日のように考えてると、その日は突然訪れた。
「あ……」
「あっ……!?」
彼が私を覚えてくれたことが嬉しかった。
この時だけは、自分の色違いの両眼に感謝した。
そしてこの日の再会が、私とトランクスが恋人になるきっかけの日になるなんて思ってもいなかった。
「うん、いい感じ!」
鏡の前でくるりと回ると、ピンクのスカートがふわりと揺れた。
今日は久しぶりのデート。
カッコいいトランクスの隣りに並ぶんだから、デートの時はもの凄く頑張ってしまう。
白のオープントゥのパンプスを履いて、軽やかに待ち合わせ場所へ向かっていると、前から歩いて来た2人組に道を塞がれた。
(え……?)
困惑した顔を向けると
「ねぇ、彼女。可愛いね」
「俺たち暇してんだよ。だからさ、一緒に遊ばない?」
ニヤリとした、厭らしい笑みが私を見ていた。