マイ・ガール(レオ様リクエスト)
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そう思ってたのに……。
その枠を越える日は、突然訪れた。
女子に捉まり、普段より、学校を出るのが遅くなった、ある日。
溜息を吐きながら、学校の門を出たところで
「トランクス君!」
後ろから声を掛けられ、振り向くと、ユメが小走りで駆け寄って来た。
「いま帰り? ねぇ、一緒に帰っていい?」
子供の頃と変わらない、屈託ない笑顔。
その笑顔に
「ああ。いいけど」
そう答えると、ユメは「よかった!」そう言って、俺の隣りに並んだ。
いつもと同じように、他愛のない話しをしながら、家に向かう。
小さい頃から、ユメには何でも話せたし、ユメも俺に色々話してくれた。
それは、現在になっても変わらず、学校のこと、家族のことなんかを話しながら歩いた。
だけど。
今日は、これまでしたことのなかった話題が入ってきた。
きっかけは
「ユメ、おまえ男子に人気あるんだな」
っていう、俺の一言だった。
「そんなことないよ……」
困ったように笑う横顔は
「私より、トランクス君だよ! 女の子からの人気スゴイじゃん! 何だか、トランクス君が遠い存在に感じちゃう」
そう言って、冗談ぽく笑った。
「ま、俺はカプセルコーポレーションの跡取りだし。人気者になるのは、仕方ないよな」
満更でもない。
冗談交じりに返すと
「うん。そうだよね……!」
少し沈んだ声が、隣りから聞こえてきて、気になった俺は、隣りを歩くユメの顔を、そっと窺った。
その枠を越える日は、突然訪れた。
女子に捉まり、普段より、学校を出るのが遅くなった、ある日。
溜息を吐きながら、学校の門を出たところで
「トランクス君!」
後ろから声を掛けられ、振り向くと、ユメが小走りで駆け寄って来た。
「いま帰り? ねぇ、一緒に帰っていい?」
子供の頃と変わらない、屈託ない笑顔。
その笑顔に
「ああ。いいけど」
そう答えると、ユメは「よかった!」そう言って、俺の隣りに並んだ。
いつもと同じように、他愛のない話しをしながら、家に向かう。
小さい頃から、ユメには何でも話せたし、ユメも俺に色々話してくれた。
それは、現在になっても変わらず、学校のこと、家族のことなんかを話しながら歩いた。
だけど。
今日は、これまでしたことのなかった話題が入ってきた。
きっかけは
「ユメ、おまえ男子に人気あるんだな」
っていう、俺の一言だった。
「そんなことないよ……」
困ったように笑う横顔は
「私より、トランクス君だよ! 女の子からの人気スゴイじゃん! 何だか、トランクス君が遠い存在に感じちゃう」
そう言って、冗談ぽく笑った。
「ま、俺はカプセルコーポレーションの跡取りだし。人気者になるのは、仕方ないよな」
満更でもない。
冗談交じりに返すと
「うん。そうだよね……!」
少し沈んだ声が、隣りから聞こえてきて、気になった俺は、隣りを歩くユメの顔を、そっと窺った。