世界迷作童話 その4
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「そ、その……! も、もう少し……一緒に居てもらえませんか!」
と、言うではありませんか。
突然の青年の言葉に、メディカは驚くと
「あ、あの……その……ご、ごめんなさい!!」
掴まれている手を振りほどき、小屋から走り出たのでした。
「あぁ……せめて名前くらい聞けばよかった……」
翌日、青年はメディカが落としていったガラスの靴を、愛おしそうに眺めていました。
「あら? トランクスったら、女の子の靴なんて眺めちゃって……」
そんな王子の姿を見たブルマ王妃は、目を細めると
「ふーん。なるほど……。そういうことね」
一人納得したように大きく頷き
「あの靴の持ち主を探して来てちょーだい!」
と、大臣に命じたのでした。
「フフ。舞踏会は出来なかったけど、女の子たちを集めた甲斐はあったみたいね!」
ブルマ王妃はそう言うと、満足そうに笑顔を浮かべ、王子を見つめるのでした。
おしまい。
~おまけ~
「あの人、素敵な人だったなぁ……。お城の庭師さんみたいだったけど……。いきなりあんなこと言うから、ビックリして逃げちゃった……。……悪いことしたな。……また会えないかな……」
昨夜助けてくれた青年が王子とは知らず、想いを募らせるメディカを見て
「ねぇ、メディカお姉ちゃんの様子、少し変じゃない?」
パンが小首を傾げると
「何だべ、病気か?!」
「フフ……ある意味病気かもしれないわね」
ビーデルは小さく笑い、ほうきを持ったまま、空を見上げるメディカを見つめるのでした。
と、言うではありませんか。
突然の青年の言葉に、メディカは驚くと
「あ、あの……その……ご、ごめんなさい!!」
掴まれている手を振りほどき、小屋から走り出たのでした。
「あぁ……せめて名前くらい聞けばよかった……」
翌日、青年はメディカが落としていったガラスの靴を、愛おしそうに眺めていました。
「あら? トランクスったら、女の子の靴なんて眺めちゃって……」
そんな王子の姿を見たブルマ王妃は、目を細めると
「ふーん。なるほど……。そういうことね」
一人納得したように大きく頷き
「あの靴の持ち主を探して来てちょーだい!」
と、大臣に命じたのでした。
「フフ。舞踏会は出来なかったけど、女の子たちを集めた甲斐はあったみたいね!」
ブルマ王妃はそう言うと、満足そうに笑顔を浮かべ、王子を見つめるのでした。
おしまい。
~おまけ~
「あの人、素敵な人だったなぁ……。お城の庭師さんみたいだったけど……。いきなりあんなこと言うから、ビックリして逃げちゃった……。……悪いことしたな。……また会えないかな……」
昨夜助けてくれた青年が王子とは知らず、想いを募らせるメディカを見て
「ねぇ、メディカお姉ちゃんの様子、少し変じゃない?」
パンが小首を傾げると
「何だべ、病気か?!」
「フフ……ある意味病気かもしれないわね」
ビーデルは小さく笑い、ほうきを持ったまま、空を見上げるメディカを見つめるのでした。