世界迷作童話 その4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
青年はメディカを抱き上げると、広間から走り出たのでした。
広間を出ると、青年は城の中を駆け抜け、城の外れにある小屋へとメディカを連れて行きました。
「あ、あの……」
やけに城内に詳しい彼と、そんな彼に抱かかえられていることにメディカが戸惑いの声を漏らすと
「あっ! す、すみません!」
青年はゆっくりと、小屋に置かれた質素なソファへ、メディカを下ろしました。
「あの……助けて頂いて、ありがとうございました……」
メディカが礼を言うと
「いえ……! あの、それより怪我はありませんか?」
青年は心配そうにメディカの顔を覗き込みました。
「は、はい。大丈夫です……。ただ……靴を片方失くしてしまって……」
メディカがドレスを持ち上げると、ドレスの裾から、裸足の足が片方覗いたのでした。
白くて華奢な足に、青年はドキリとすると
「そ、それは困りましたね……! 後で俺が探してきますよ」
そう言って、ドレスの裾から覗く足から目を逸らしました。
そんな青年に
命まで助けてもらったうえに、靴まで探させるなんて……!
そう思ったメディカは
「あ、あの、自分で探しますから……! 助けて頂いて、本当にありがとうございました!」
ソファから立ち上がり、小屋を出て行こうとすると
「ま、待って!!」
青年がメディカの手を掴んだのです。
「えっ?!」
メディカが驚いて振り向くと、青年は青い瞳を揺らしながら
広間を出ると、青年は城の中を駆け抜け、城の外れにある小屋へとメディカを連れて行きました。
「あ、あの……」
やけに城内に詳しい彼と、そんな彼に抱かかえられていることにメディカが戸惑いの声を漏らすと
「あっ! す、すみません!」
青年はゆっくりと、小屋に置かれた質素なソファへ、メディカを下ろしました。
「あの……助けて頂いて、ありがとうございました……」
メディカが礼を言うと
「いえ……! あの、それより怪我はありませんか?」
青年は心配そうにメディカの顔を覗き込みました。
「は、はい。大丈夫です……。ただ……靴を片方失くしてしまって……」
メディカがドレスを持ち上げると、ドレスの裾から、裸足の足が片方覗いたのでした。
白くて華奢な足に、青年はドキリとすると
「そ、それは困りましたね……! 後で俺が探してきますよ」
そう言って、ドレスの裾から覗く足から目を逸らしました。
そんな青年に
命まで助けてもらったうえに、靴まで探させるなんて……!
そう思ったメディカは
「あ、あの、自分で探しますから……! 助けて頂いて、本当にありがとうございました!」
ソファから立ち上がり、小屋を出て行こうとすると
「ま、待って!!」
青年がメディカの手を掴んだのです。
「えっ?!」
メディカが驚いて振り向くと、青年は青い瞳を揺らしながら