世界迷作童話 その4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
落ち着いた声が、そう名乗ったのでした。
「ま、魔法使い……?」
メディカが目を大きく見開くと、そ緑色の人物は「そうだ」と頷きました。
けれど、メディカには信じられません。
思わず後ずさると
「心配するな。襲ったりなどせん。俺は、おまえを城に行かせるためにやって来たのだからな」
魔法使いだと名乗る人物は、不敵な笑みを浮かべると、指を一本、メディカの方に向けたました。
すると――。
メディカは一瞬にして、煌びやかなドレスを纏った美しい姿になったではありませんか!
「えっ……?! えっ?!!」
ドレスを身に纏った自身に、メディカが驚いていると
「あとは靴だな」
魔法使いは指を足元に向けました。
すると、靴は一瞬にして美しいガラスの靴に変わったのです。
「わぁ……! 綺麗……」
見た事もないガラスの靴に、メディカが目を輝かせると
「おまえの日頃の行いを見ていたら、つい助けたくなってな」
魔法使いは、そう言うと
「外に馬車を待たせてある。それに乗って早く城に行くんだ」
魔法使いはそう言い残すと、白いマントを翻し、消えてしまったのでした。
馬車に乗ったメディカは、早速城へ向かいました。
「私もお城に入れる日が来るなんて!」
いつもは、遠くから眺めているだけだった城が近付き、メディカの胸は興奮で高鳴ります。
城の門の前で馬車を降りると、メディカは城の中へと駆けて行きました。
「ま、魔法使い……?」
メディカが目を大きく見開くと、そ緑色の人物は「そうだ」と頷きました。
けれど、メディカには信じられません。
思わず後ずさると
「心配するな。襲ったりなどせん。俺は、おまえを城に行かせるためにやって来たのだからな」
魔法使いだと名乗る人物は、不敵な笑みを浮かべると、指を一本、メディカの方に向けたました。
すると――。
メディカは一瞬にして、煌びやかなドレスを纏った美しい姿になったではありませんか!
「えっ……?! えっ?!!」
ドレスを身に纏った自身に、メディカが驚いていると
「あとは靴だな」
魔法使いは指を足元に向けました。
すると、靴は一瞬にして美しいガラスの靴に変わったのです。
「わぁ……! 綺麗……」
見た事もないガラスの靴に、メディカが目を輝かせると
「おまえの日頃の行いを見ていたら、つい助けたくなってな」
魔法使いは、そう言うと
「外に馬車を待たせてある。それに乗って早く城に行くんだ」
魔法使いはそう言い残すと、白いマントを翻し、消えてしまったのでした。
馬車に乗ったメディカは、早速城へ向かいました。
「私もお城に入れる日が来るなんて!」
いつもは、遠くから眺めているだけだった城が近付き、メディカの胸は興奮で高鳴ります。
城の門の前で馬車を降りると、メディカは城の中へと駆けて行きました。