世界迷作童話 その4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ある国に、トランクスという王子がおりました。
王子は24歳。
そろそろ花嫁を迎える年齢になっていました。
しかし……。
「えっ、花嫁?! そ、そんな、結婚なんて……! ま、まだいいよ!」
と言って、王子にはまったくその気がありません。
業を煮やしたブルマ王妃は
「もう! それなら、私が勝手に花嫁を決めてやるんだから!!」
と、城で花嫁を決めるための舞踏会を開くことにしたのでした。
国中に舞踏会の招待状が送られ、国の外れにあるこの屋敷にも、招待状が届きました。
「お城から舞踏会の招待状さ届いたべ!」
「え! 舞踏会!? 行きたい! 私、行きたいわ!!」
「何でも、王子様の花嫁を決める舞踏会らしいわよ」
母親のチチ、末妹のパン、長女のビーデルが届いた招待状のことで盛り上がっていると
「お母様、お部屋の掃除が終わりました」
次女のメディカが、やって来ました。
「ああ。すまねえな、メディカ」
「あ、メディカお姉ちゃん! お城から舞踏会の招待状が届いたのよ!」
「舞踏会?」
「ええ。王子様の花嫁を決める舞踏会らしいわ」
「来週開かれるらしいべ、みんなでお城さ行くだ!」
興奮気味に言うチチに
「フフ。お母様ったら、張り切っちゃって」
ビーデルがくすりと笑うと
「そりゃ、そうだべ! これは玉の輿に乗るチャンスだ! ビーデルでも、メディカでも、パンでも! 王子様と結婚出来たら、ウチはもう生活に困ることはねぇべ!」
チチはそう言って、力強く拳を握り締めるのでした。
王子は24歳。
そろそろ花嫁を迎える年齢になっていました。
しかし……。
「えっ、花嫁?! そ、そんな、結婚なんて……! ま、まだいいよ!」
と言って、王子にはまったくその気がありません。
業を煮やしたブルマ王妃は
「もう! それなら、私が勝手に花嫁を決めてやるんだから!!」
と、城で花嫁を決めるための舞踏会を開くことにしたのでした。
国中に舞踏会の招待状が送られ、国の外れにあるこの屋敷にも、招待状が届きました。
「お城から舞踏会の招待状さ届いたべ!」
「え! 舞踏会!? 行きたい! 私、行きたいわ!!」
「何でも、王子様の花嫁を決める舞踏会らしいわよ」
母親のチチ、末妹のパン、長女のビーデルが届いた招待状のことで盛り上がっていると
「お母様、お部屋の掃除が終わりました」
次女のメディカが、やって来ました。
「ああ。すまねえな、メディカ」
「あ、メディカお姉ちゃん! お城から舞踏会の招待状が届いたのよ!」
「舞踏会?」
「ええ。王子様の花嫁を決める舞踏会らしいわ」
「来週開かれるらしいべ、みんなでお城さ行くだ!」
興奮気味に言うチチに
「フフ。お母様ったら、張り切っちゃって」
ビーデルがくすりと笑うと
「そりゃ、そうだべ! これは玉の輿に乗るチャンスだ! ビーデルでも、メディカでも、パンでも! 王子様と結婚出来たら、ウチはもう生活に困ることはねぇべ!」
チチはそう言って、力強く拳を握り締めるのでした。