世界迷作童話 その3
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「はぁ……大丈夫かな……」
ベッドに横たわる人物が、不安と不満の混ざった呟きを漏らしていると
「おばあさん、赤ずきんよ。入るわね」
と、明るい声と同時にドアが開き、赤ずきんが家の中へと入って来ました。
赤ずきんは中に入るなり
「おばあさん、こんにちは。……あれ、寝てるの?」
と、何の反応も無い膨らんだベッドを覗き込みました。
「?」
そのベッドの様子に違和感を感じた赤ずきんは、手土産の入ったカゴと花束をテーブルに置くと、おばあさんが被っている毛布を少しめくりました。
すると、青い瞳と目が合い
「あら、起きてたのね!」
と、声を掛けましたが、おばあさんから返事はありません。
それを不思議に思った赤ずきんが
「……おばあさん。おばあさんの目……そんなに鋭かったかしら?」
と、青い瞳に尋ねると
「お、オホホホホホホ……。ちょ、ちょっと研究のし過ぎでね……。目が疲れてるのよ」
おばあさんはそう答えました。
「? おばあさん、いつもと声が違うけど……風邪ひいてるの? 大丈夫?」
赤ずきんは、ズイっとおばあさんに顔を近付けました。
「っだ、大丈夫よ! 寝る前にお酒を飲み過ぎただけだから……!」
慌てて毛布を引き上げる手に、赤ずきんは
「……あれ? おばあさんの手……そんなに、大きかったかしら……? 何だか男の人の手みたい……」
と、首を傾げながら、おばあさんの手を握ったその時です!
おばあさんのフリをしていたトランクスオオカミが、ベッドから飛び起きたではありませんか!
ベッドに横たわる人物が、不安と不満の混ざった呟きを漏らしていると
「おばあさん、赤ずきんよ。入るわね」
と、明るい声と同時にドアが開き、赤ずきんが家の中へと入って来ました。
赤ずきんは中に入るなり
「おばあさん、こんにちは。……あれ、寝てるの?」
と、何の反応も無い膨らんだベッドを覗き込みました。
「?」
そのベッドの様子に違和感を感じた赤ずきんは、手土産の入ったカゴと花束をテーブルに置くと、おばあさんが被っている毛布を少しめくりました。
すると、青い瞳と目が合い
「あら、起きてたのね!」
と、声を掛けましたが、おばあさんから返事はありません。
それを不思議に思った赤ずきんが
「……おばあさん。おばあさんの目……そんなに鋭かったかしら?」
と、青い瞳に尋ねると
「お、オホホホホホホ……。ちょ、ちょっと研究のし過ぎでね……。目が疲れてるのよ」
おばあさんはそう答えました。
「? おばあさん、いつもと声が違うけど……風邪ひいてるの? 大丈夫?」
赤ずきんは、ズイっとおばあさんに顔を近付けました。
「っだ、大丈夫よ! 寝る前にお酒を飲み過ぎただけだから……!」
慌てて毛布を引き上げる手に、赤ずきんは
「……あれ? おばあさんの手……そんなに、大きかったかしら……? 何だか男の人の手みたい……」
と、首を傾げながら、おばあさんの手を握ったその時です!
おばあさんのフリをしていたトランクスオオカミが、ベッドから飛び起きたではありませんか!