幸せの範疇②
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気が付けば寝ていた。
メディカの家で、久しぶりの甘くまったりとした1日を過ごしていたはずが、迂闊にも眠りこけていた。
ああ……何か気持ちいいな……。
頭に感じる柔らかい感触と、間近に香るいい香りに、まどろみながら薄ら目を開くと
「おはよう」
と、微笑むメディカの顔が覗き込み、彼女の膝枕で寝ていたことが分かった。
その心地よさに起き上がることが出来ず、そのまま寝返り、メディカのお腹に顔を埋めると、彼女の手が頭をそっと撫でた。
「……ゴメン……。寝てた……」
「ふふっ。気持ち良さそうに寝てたね」
「……どれくらい寝てた……?」
「うーん……30分くらいかな」
小さく笑うような声が返ってきて
「ゴメン……。せっかく久し振りに一緒に過ごせるのに、寝るなんて……」
30分と言えども、あまり逢えない彼女と過ごす貴重な時間を失ったことを後悔していると
「気にしないで。トランクスさんは毎日忙しくて疲れてるだから」
そう言ってメディカは、トランクスの頭をまた優しく撫でた。
柔らかく頭を滑っていく、彼女の手を心地よく感じていると
「それに、私はトランクスさんが寝てくれたの、嬉しかったし……」
手が止まったのと同時に、そんな言葉が上から聞こえてきた。
仰向けになり、メディカの顔を不思議そうに見上げると
「私と一緒にいて、安心してくれてるのかなって……。だから、眠れるのかなって思ったら嬉しくて……」
はにかむように微笑む彼女に、トランクスの胸はじーんと熱くなった。
寝るという失態を晒したと思っていたが、そんな自分とは対照的な思いを抱いていた彼女が愛しくて堪らない。
俺って幸せだ……!
トランクスは寝返ると、またメディカのお腹に顔を埋め、心の中で幸せを噛み締めるのだった。
メディカの家で、久しぶりの甘くまったりとした1日を過ごしていたはずが、迂闊にも眠りこけていた。
ああ……何か気持ちいいな……。
頭に感じる柔らかい感触と、間近に香るいい香りに、まどろみながら薄ら目を開くと
「おはよう」
と、微笑むメディカの顔が覗き込み、彼女の膝枕で寝ていたことが分かった。
その心地よさに起き上がることが出来ず、そのまま寝返り、メディカのお腹に顔を埋めると、彼女の手が頭をそっと撫でた。
「……ゴメン……。寝てた……」
「ふふっ。気持ち良さそうに寝てたね」
「……どれくらい寝てた……?」
「うーん……30分くらいかな」
小さく笑うような声が返ってきて
「ゴメン……。せっかく久し振りに一緒に過ごせるのに、寝るなんて……」
30分と言えども、あまり逢えない彼女と過ごす貴重な時間を失ったことを後悔していると
「気にしないで。トランクスさんは毎日忙しくて疲れてるだから」
そう言ってメディカは、トランクスの頭をまた優しく撫でた。
柔らかく頭を滑っていく、彼女の手を心地よく感じていると
「それに、私はトランクスさんが寝てくれたの、嬉しかったし……」
手が止まったのと同時に、そんな言葉が上から聞こえてきた。
仰向けになり、メディカの顔を不思議そうに見上げると
「私と一緒にいて、安心してくれてるのかなって……。だから、眠れるのかなって思ったら嬉しくて……」
はにかむように微笑む彼女に、トランクスの胸はじーんと熱くなった。
寝るという失態を晒したと思っていたが、そんな自分とは対照的な思いを抱いていた彼女が愛しくて堪らない。
俺って幸せだ……!
トランクスは寝返ると、またメディカのお腹に顔を埋め、心の中で幸せを噛み締めるのだった。