Mirror①
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
カプセルコーポレーション本社――最上階にあるこの部屋で、トランクスは資料片手にぼんやりしていた。
いつものように、デスクの上には「全て今日中に」と言われた、目を通さなければならない資料や決裁待ちの書類が積まれている。
しかし、昼をとっくに回った今も、それらはまだ半分も終わっていなかった。
頭の片隅には「やらなきゃな……」という思いはあるのだが、如何せん、いま頭の中はあの夜のことで一杯で、何もかも一向に手に付きそうになかった。
星が流れるあの日の夜の、あの時のコトを思い出すだけで、いまでも身体が熱くなる。
あの、愛しい彼女の羞恥に震え揺れる黒い瞳にサラサラと流れる、いい香りのする細く艶のある黒い髪。
ピンク色のふっくらとした、弾力のある甘い唇に、いつまででも触れていたいと思わせる、柔らかくしっとりとした白い肌。
そして、手から溢れる、形、感触、そして感度までも良い豊かな胸。
愛撫する度に漏れる、可愛らしい啼き声に自分の名を呼ぶ甘ったるい声。
そんな、愛しく想う彼女と繋がった時の、やっと手に入れたという達成感と満足感!
そして、彼女を抱くことを許された悦び――!
それらを思い出すだけで、愛しい彼女のことしか考えられず、全てのことが手に付かなくなる。
「ハァ……。次はいつだろ……」
取り出した携帯電話を見つめ、トランクスは溜息を吐くと、逢いたくて仕方ない彼女がいる、西の都の病院の方をぼんやりと見つめるのだった。
いつものように、デスクの上には「全て今日中に」と言われた、目を通さなければならない資料や決裁待ちの書類が積まれている。
しかし、昼をとっくに回った今も、それらはまだ半分も終わっていなかった。
頭の片隅には「やらなきゃな……」という思いはあるのだが、如何せん、いま頭の中はあの夜のことで一杯で、何もかも一向に手に付きそうになかった。
星が流れるあの日の夜の、あの時のコトを思い出すだけで、いまでも身体が熱くなる。
あの、愛しい彼女の羞恥に震え揺れる黒い瞳にサラサラと流れる、いい香りのする細く艶のある黒い髪。
ピンク色のふっくらとした、弾力のある甘い唇に、いつまででも触れていたいと思わせる、柔らかくしっとりとした白い肌。
そして、手から溢れる、形、感触、そして感度までも良い豊かな胸。
愛撫する度に漏れる、可愛らしい啼き声に自分の名を呼ぶ甘ったるい声。
そんな、愛しく想う彼女と繋がった時の、やっと手に入れたという達成感と満足感!
そして、彼女を抱くことを許された悦び――!
それらを思い出すだけで、愛しい彼女のことしか考えられず、全てのことが手に付かなくなる。
「ハァ……。次はいつだろ……」
取り出した携帯電話を見つめ、トランクスは溜息を吐くと、逢いたくて仕方ない彼女がいる、西の都の病院の方をぼんやりと見つめるのだった。