頑張れ、正直者!その②
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「ねぇ、したの?」
と、部屋のソファでくつろぐ悟天が尋ねた。
カタカタとキーボードを叩きながら
「……さぁな」
トランクスがそう答えると
「したんだろ?」
悟天はくるりと後ろを向くと、ソファの背もたれに顎を乗せ、白状しろとばかりにその横顔を見つめた。
それを無視し、キーボードを叩き続けるトランクスに
「何だよー。教えてくれてもいいだろ」
悟天は口を尖らせた。
しかし、自分の問いに全く答える気のないつれない親友に
「あ、じゃあさ、これだけ教えてよ!」
悟天はニヤッと口角を上げると
「……美乳だった?」
と、尋ねた。
ニヤリと口元を緩める顔が視界の端に映り、トランクスは手を止めると
「……そんなこと答える筈ないだろ」
深い溜息混じりに、いい加減にしろ。とばかりに睨むと
「何だよ。見てもないの?」
悟天は驚いた顔でトランクスを見た。
「あのなぁ……」
「あっ!? ……もしかして、美乳じゃなかったの?!」
「は?」
「何だ、そうなのかぁ……残念……」
悟天はがっかりとばかりに、つまらなそうな顔をすると
「ま、パンたちの言う美乳と俺たち男が思う美乳とは違うのかもねー。そっか、メディカちゃん美乳じゃなかったのかー……。ガッカリだなー」
と続けた。
そして、興味が失せたとばかりにクルッと向きを変えると、ソファに座り直し再び雑誌を読み始めた。
そんな悟天に、トランクスは何となく……カチン……!ときた。
自分のことを言われるのはまだいいが、大好きな彼女のことをそんなふうに言われるのは無性に腹が立つ。
そして、思わず
「美乳だったよ……」
ぼそりと呟いた。
「え? 何?」
「だ、だから……美乳だったよ……!」
「何だよ。やっぱりしたんじゃん」
「……何だよ……!」
「いや。よかったと思ってさ!」
振り返って見た真っ赤な親友の顔に、悟天はただ笑いを噛み殺すのだった。
と、部屋のソファでくつろぐ悟天が尋ねた。
カタカタとキーボードを叩きながら
「……さぁな」
トランクスがそう答えると
「したんだろ?」
悟天はくるりと後ろを向くと、ソファの背もたれに顎を乗せ、白状しろとばかりにその横顔を見つめた。
それを無視し、キーボードを叩き続けるトランクスに
「何だよー。教えてくれてもいいだろ」
悟天は口を尖らせた。
しかし、自分の問いに全く答える気のないつれない親友に
「あ、じゃあさ、これだけ教えてよ!」
悟天はニヤッと口角を上げると
「……美乳だった?」
と、尋ねた。
ニヤリと口元を緩める顔が視界の端に映り、トランクスは手を止めると
「……そんなこと答える筈ないだろ」
深い溜息混じりに、いい加減にしろ。とばかりに睨むと
「何だよ。見てもないの?」
悟天は驚いた顔でトランクスを見た。
「あのなぁ……」
「あっ!? ……もしかして、美乳じゃなかったの?!」
「は?」
「何だ、そうなのかぁ……残念……」
悟天はがっかりとばかりに、つまらなそうな顔をすると
「ま、パンたちの言う美乳と俺たち男が思う美乳とは違うのかもねー。そっか、メディカちゃん美乳じゃなかったのかー……。ガッカリだなー」
と続けた。
そして、興味が失せたとばかりにクルッと向きを変えると、ソファに座り直し再び雑誌を読み始めた。
そんな悟天に、トランクスは何となく……カチン……!ときた。
自分のことを言われるのはまだいいが、大好きな彼女のことをそんなふうに言われるのは無性に腹が立つ。
そして、思わず
「美乳だったよ……」
ぼそりと呟いた。
「え? 何?」
「だ、だから……美乳だったよ……!」
「何だよ。やっぱりしたんじゃん」
「……何だよ……!」
「いや。よかったと思ってさ!」
振り返って見た真っ赤な親友の顔に、悟天はただ笑いを噛み殺すのだった。