頑張れ、正直者!その①
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「おかえり、トランクス!」
「た、ただいま」
お泊りデートから帰ると、待ってましたとばかりに母ブルマがリビングで待ち構えていた。
「メディカちゃん、元気だった?」
「ああ。元気だったよ」
「で、流星群はちゃんと見れたの?」
「うん、よく見えたよ」
「ふーん。それで、甘ーい夜は過ごせたわけ?」
「さぁね……」
何か聞きた気なその顔に、落ち着け、俺。と、トランクスは胸の中で大きく呟くと
「ああ、そうだ。これ、ありがとう」
カプセルハウスが収められているカプセルをブルマに手渡した。
「あら。滅多に使わないから、持ってていいのに」
カプセルを受け取り、そう言うブルマに
「いいよ。使う時にまた借りるから」
努めて平然と返すと
「何よ。これがあれば、どこでだってH出来るじゃない。 ホテル代だって浮くし」
ニヤリとした顔を向けてきた母親に、トランクスはぐらぐらとくる動揺を押し殺し
「っ、そんな心配してもらわなくても大丈夫だよ」
と答え、踵を返した。
「ふーん……」
自分から逃げるように、リビングを出て行こうとする正直な息子の姿が可笑しくて、その背中に
「たまにはメディカちゃんをウチに連れて来なさいよ。ブラも会いたがってるし」
声をかけると
「分かったよ。メディカに伝えとく」
そう返したトランクスに
「……メディカ?」
思わず口に出すと、後ろを振り返ったトランクスの顔は、明らかにギクリとした表情を浮かべていた。
その顔に
「あんた、ホントに分かりやすいわねー」
と、ブルマはニヤニヤした顔を浮かべるのだった。
「た、ただいま」
お泊りデートから帰ると、待ってましたとばかりに母ブルマがリビングで待ち構えていた。
「メディカちゃん、元気だった?」
「ああ。元気だったよ」
「で、流星群はちゃんと見れたの?」
「うん、よく見えたよ」
「ふーん。それで、甘ーい夜は過ごせたわけ?」
「さぁね……」
何か聞きた気なその顔に、落ち着け、俺。と、トランクスは胸の中で大きく呟くと
「ああ、そうだ。これ、ありがとう」
カプセルハウスが収められているカプセルをブルマに手渡した。
「あら。滅多に使わないから、持ってていいのに」
カプセルを受け取り、そう言うブルマに
「いいよ。使う時にまた借りるから」
努めて平然と返すと
「何よ。これがあれば、どこでだってH出来るじゃない。 ホテル代だって浮くし」
ニヤリとした顔を向けてきた母親に、トランクスはぐらぐらとくる動揺を押し殺し
「っ、そんな心配してもらわなくても大丈夫だよ」
と答え、踵を返した。
「ふーん……」
自分から逃げるように、リビングを出て行こうとする正直な息子の姿が可笑しくて、その背中に
「たまにはメディカちゃんをウチに連れて来なさいよ。ブラも会いたがってるし」
声をかけると
「分かったよ。メディカに伝えとく」
そう返したトランクスに
「……メディカ?」
思わず口に出すと、後ろを振り返ったトランクスの顔は、明らかにギクリとした表情を浮かべていた。
その顔に
「あんた、ホントに分かりやすいわねー」
と、ブルマはニヤニヤした顔を浮かべるのだった。