世界迷作童話 その2
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いばらを吹き飛ばしながら進み、王子はやっとベッドで眠る姫の元に辿り着きました。
「ハァ……やっと着いたよ」
王子がベッドで眠る姫の顔を覗き込むと、そこには老人が言った通り、美しい姫が眠っています。
「あれ?! ……誰だこの子……? ……うーん……。まぁ、美人だし、いっか!」
王子は横たわる姫をまじまじと見つめました。
黒い髪に白い肌、そして赤い唇の美しい姫は、王子にはドストライクだったので、感じた違和感は気にしないことにしました。
「よーし。それじゃ、姫の眠りを覚ますぞー」
そう言って、姫の唇にキスをしようと、目を閉じ顔を近付けたその時です――
グッ! と、王子は強い力で顔を押さえられたのでした。
突然のことに王子が驚いて目を開くと
「残念だけど、俺は男とキスする趣味はないんだ! 悪いな、悟天」
姫が悟天王子を睨んでいたのです。
「えっ?! あれっ?! その声……」
姫に両手で顔を押さえられた悟天王子は
「ト、トランクス……?!」
と、目を大きく見開いたのでした。
「惜しいな。トランクスじゃなくて、トレランス姫だ。さてと、やっと王子が来たし、姫は無事目が覚めた。これで芝居は終わりだ! さ、帰るぞ、悟天!」
トレランス姫……もとい、女装をしたトランクスが悟天の顔から両手を放し、ベッドから起き上がろうと上体を起こすと
「ちょ、ちょっと待ってよ……! キスは? 王子のキスはどうなるんだよ?!」
悟天王子は慌てて尋ねました。
「そんなの、なしに決まってるだろ」
トランクスがサラリと言うと
「ハァ……やっと着いたよ」
王子がベッドで眠る姫の顔を覗き込むと、そこには老人が言った通り、美しい姫が眠っています。
「あれ?! ……誰だこの子……? ……うーん……。まぁ、美人だし、いっか!」
王子は横たわる姫をまじまじと見つめました。
黒い髪に白い肌、そして赤い唇の美しい姫は、王子にはドストライクだったので、感じた違和感は気にしないことにしました。
「よーし。それじゃ、姫の眠りを覚ますぞー」
そう言って、姫の唇にキスをしようと、目を閉じ顔を近付けたその時です――
グッ! と、王子は強い力で顔を押さえられたのでした。
突然のことに王子が驚いて目を開くと
「残念だけど、俺は男とキスする趣味はないんだ! 悪いな、悟天」
姫が悟天王子を睨んでいたのです。
「えっ?! あれっ?! その声……」
姫に両手で顔を押さえられた悟天王子は
「ト、トランクス……?!」
と、目を大きく見開いたのでした。
「惜しいな。トランクスじゃなくて、トレランス姫だ。さてと、やっと王子が来たし、姫は無事目が覚めた。これで芝居は終わりだ! さ、帰るぞ、悟天!」
トレランス姫……もとい、女装をしたトランクスが悟天の顔から両手を放し、ベッドから起き上がろうと上体を起こすと
「ちょ、ちょっと待ってよ……! キスは? 王子のキスはどうなるんだよ?!」
悟天王子は慌てて尋ねました。
「そんなの、なしに決まってるだろ」
トランクスがサラリと言うと