世界迷作童話 その2
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魔法使いパンはムスッと不機嫌な顔で、ベッドで眠る姫の傍までツカツカと近付くと
「もう、ホント失礼しちゃうわ! 私を招待しないなんて!!」
ジロリと王様とお妃様を睨みました。
そして
「そっちがその気ならいいわ! このお姫様が15歳になった時、糸車の針に刺さって死んじゃうっていう魔法をかけてあげる!」
と、姫に呪いをかけたのです。
「魔法じゃなくて、呪いじゃない!!」
魔法使いビーデルが声を上げると、魔法使いパンは「あ、マズイ……」という顔になり、慌てて逃げ出してしまいました。
皆が騒然とする中
「呪いだなんて……どうしましょう、ベジータ……」
呆然とするブルマ妃が呟くと
「俺に任せろ。呪いを解くことは出来んが、せめて死なずに済むようにしてやろう」
魔法使いピッコロはそう言うと
「そうだな……。百年だ。百年眠り続けた後に目覚めさせてやる」
大きな手を開き、姫に呪いを弱める魔法をかけたのでした。
そして、姫の心配をしたベジータ王も
「捨てろっ! 国中の糸車を全て燃やしてしまえ!!」
と、お触れを出し、国中の糸車を全て焼き捨ててしまったのでした。
それから時が経ち、15歳になった姫は魔法使いたちからの贈り物のおかげで、豊かな国の優しく美しい姫に成長していました。
ある日、姫がお城の中を歩いていると、城の塔の最上階で、女の子が糸車を回しているのを見かけました。
初めて目にした糸車に興味を持った姫が糸車に触ろうとすると――。
糸車の針が姫の手の指に刺さり、姫は深い眠りに落ちてしまったのです。
「もう、ホント失礼しちゃうわ! 私を招待しないなんて!!」
ジロリと王様とお妃様を睨みました。
そして
「そっちがその気ならいいわ! このお姫様が15歳になった時、糸車の針に刺さって死んじゃうっていう魔法をかけてあげる!」
と、姫に呪いをかけたのです。
「魔法じゃなくて、呪いじゃない!!」
魔法使いビーデルが声を上げると、魔法使いパンは「あ、マズイ……」という顔になり、慌てて逃げ出してしまいました。
皆が騒然とする中
「呪いだなんて……どうしましょう、ベジータ……」
呆然とするブルマ妃が呟くと
「俺に任せろ。呪いを解くことは出来んが、せめて死なずに済むようにしてやろう」
魔法使いピッコロはそう言うと
「そうだな……。百年だ。百年眠り続けた後に目覚めさせてやる」
大きな手を開き、姫に呪いを弱める魔法をかけたのでした。
そして、姫の心配をしたベジータ王も
「捨てろっ! 国中の糸車を全て燃やしてしまえ!!」
と、お触れを出し、国中の糸車を全て焼き捨ててしまったのでした。
それから時が経ち、15歳になった姫は魔法使いたちからの贈り物のおかげで、豊かな国の優しく美しい姫に成長していました。
ある日、姫がお城の中を歩いていると、城の塔の最上階で、女の子が糸車を回しているのを見かけました。
初めて目にした糸車に興味を持った姫が糸車に触ろうとすると――。
糸車の針が姫の手の指に刺さり、姫は深い眠りに落ちてしまったのです。