ビーチにまつわるエトセトラ③
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「あ、うん」
そう言って振り返り微笑んだ彼女を、トランクスはやっと、しっかりと見つめることが出来た。
もう水着から、Tシャツとデニムのパンツに着替えた彼女なら何の抵抗もない。
「ホント! 髪がギシギシしてる」
束ねた髪を触り笑っていたメディカの髪は下ろされ、黒く艶やかさを取り戻していて、もう潮の香りはしなかった。
サラサラと動く髪を見つめていると
「本当に来れてよかった」
にこりと微笑まれ「え?」と目を開いた。
「前に南の都に行った時に、来年は泳ぎに行こうって言ってくれたでしょ」
夕陽に染まった、メディカの笑顔に
「ああ、うん」と思い出して微笑んだ。
あの約束――。いや、願望が叶うとは思ってもみなかった。
改めて、いま、こうして彼女と海に来れて幸せだと心から思い
「初めての海は楽しかった?」
と尋ねると、隣りの彼女はキュッと手を握ってきて
「うん。……でも、次は2人だけで来たいな」
にこりと微笑む顔にドキリとした。
「じゃあ、次は2人で来よう! 絶対に!!」
トランクスはそう言うと、メディカの手を握り返すのだった。
~おまけ~
「あー。いいなー、トランクス。俺も可愛い彼女が欲しいよ」
「私でよけばいつでもなってあげるわよ、悟天さん」
「いっ?! そんなんことしたら、ベジータさんに殺されちゃうよ!!」
「フフフフッ! 臆病ね」
そんな会話をしながら、悟天とブラは浜辺で寄り添う2人を見つめるのだった。
そう言って振り返り微笑んだ彼女を、トランクスはやっと、しっかりと見つめることが出来た。
もう水着から、Tシャツとデニムのパンツに着替えた彼女なら何の抵抗もない。
「ホント! 髪がギシギシしてる」
束ねた髪を触り笑っていたメディカの髪は下ろされ、黒く艶やかさを取り戻していて、もう潮の香りはしなかった。
サラサラと動く髪を見つめていると
「本当に来れてよかった」
にこりと微笑まれ「え?」と目を開いた。
「前に南の都に行った時に、来年は泳ぎに行こうって言ってくれたでしょ」
夕陽に染まった、メディカの笑顔に
「ああ、うん」と思い出して微笑んだ。
あの約束――。いや、願望が叶うとは思ってもみなかった。
改めて、いま、こうして彼女と海に来れて幸せだと心から思い
「初めての海は楽しかった?」
と尋ねると、隣りの彼女はキュッと手を握ってきて
「うん。……でも、次は2人だけで来たいな」
にこりと微笑む顔にドキリとした。
「じゃあ、次は2人で来よう! 絶対に!!」
トランクスはそう言うと、メディカの手を握り返すのだった。
~おまけ~
「あー。いいなー、トランクス。俺も可愛い彼女が欲しいよ」
「私でよけばいつでもなってあげるわよ、悟天さん」
「いっ?! そんなんことしたら、ベジータさんに殺されちゃうよ!!」
「フフフフッ! 臆病ね」
そんな会話をしながら、悟天とブラは浜辺で寄り添う2人を見つめるのだった。