あらら・・・
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
2人掛けのベージュのカウチソファに座り、トランクスは部屋の中を見回した。
決して広いとは言えない室内は、スッキリと片付いており、意外にもシンプルだ。
女性の部屋に入ったことは何度かあるが、どの部屋もピンクや細々とした雑貨で溢れた所謂「女の子らしい部屋」だったが、メディカの部屋は違った。
「何もないから」
と、部屋に行く前に苦笑いを浮かべ言っていたが、本当に必要な物しか置いていないといった、そんな部屋だった。
しかし、トランクスにはどんな部屋だろうと関係なかった。
部屋中に溢れる彼女の香りや、普段彼女が生活している空間に居れることだけで、心拍数は上がり、何かしらを期待した。
のだが……
「へぇ、お姉ちゃんの部屋すっごくシンプルね」
と、隣りからしたその声に、思わず肩を落とした。
「本当に何もないでしょ。もう少し色々あったんだけど、火事の時に処分しちゃったから……」
そう言って眉を寄せ笑うメディカは、対面式のキッチンでお茶の用意をしている。
そんな会話を聞きながら、恨めしそうな溜息を吐くと
「何で私がいるんだ。とか思ってるでしょ?」
ぼそりと隣りからした声に、ギクリとした。
「だって、2人きりだとお兄ちゃんてば何するか分からないでしょ?」
しれっと、そんな台詞を吐いた妹に、変な汗が出そうになる。
ブラの言う通り「ブラ」という抑制装置がなかったら、オスな部分が暴走する自信がかなりあった。
残念だと思いながらも、トランクスはオスの自分が暴れない様に監視する役を買って出た妹に密かに感謝するのだった。
決して広いとは言えない室内は、スッキリと片付いており、意外にもシンプルだ。
女性の部屋に入ったことは何度かあるが、どの部屋もピンクや細々とした雑貨で溢れた所謂「女の子らしい部屋」だったが、メディカの部屋は違った。
「何もないから」
と、部屋に行く前に苦笑いを浮かべ言っていたが、本当に必要な物しか置いていないといった、そんな部屋だった。
しかし、トランクスにはどんな部屋だろうと関係なかった。
部屋中に溢れる彼女の香りや、普段彼女が生活している空間に居れることだけで、心拍数は上がり、何かしらを期待した。
のだが……
「へぇ、お姉ちゃんの部屋すっごくシンプルね」
と、隣りからしたその声に、思わず肩を落とした。
「本当に何もないでしょ。もう少し色々あったんだけど、火事の時に処分しちゃったから……」
そう言って眉を寄せ笑うメディカは、対面式のキッチンでお茶の用意をしている。
そんな会話を聞きながら、恨めしそうな溜息を吐くと
「何で私がいるんだ。とか思ってるでしょ?」
ぼそりと隣りからした声に、ギクリとした。
「だって、2人きりだとお兄ちゃんてば何するか分からないでしょ?」
しれっと、そんな台詞を吐いた妹に、変な汗が出そうになる。
ブラの言う通り「ブラ」という抑制装置がなかったら、オスな部分が暴走する自信がかなりあった。
残念だと思いながらも、トランクスはオスの自分が暴れない様に監視する役を買って出た妹に密かに感謝するのだった。