彼女のお願い④
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ついばむ様なキスを繰り返しているうちに、キスは段々舌を絡め、口内を侵していく深く濃厚なものへと変わっていった。
「んっ……」
と、柔らかい唇の隙間から微かに漏れる吐息と“チュッ、チュッ”と吸いつく互いの唇に感情が昂ぶっていく。
「ハァ……」
と、獣になる一歩手前の呻きと
「ん……」
と言う彼女の耐える様な甘い吐息混じりの声が、しんとした夜の屋上で漏れ始めた。
その時には、トランクスの手はすでにメディカの胸を揉みしだき、唇は彼女の首筋をなぞっていた。
耳元で「っん……あ……」と聞こえる可愛い声に欲情し、2人揃って互いに見つめ合っていると
コツ、コツと、誰かが近付いて来る靴音がして、2人は2人だけの世界から一瞬で引き戻された。
慌てて離れ、2人して呼吸を整えながら振り返ると、そこには缶コーヒーを持ったホスピが立っていた。
「ホッ、ホスピ先生……!」
「おや。もしかして、邪魔しちゃった?」
そう言うと初老の医師は
「悪かったねぇ。あ、続けてもらっていいよ。僕は戻るから」
と回れ右をして、元来た方へとまた歩き出した。
その背中を、メディカとトランクスは冷や汗をかきながら見つめていると、ホスピは振り返り
「あ、病室のベッドは使っちゃダメだよ。あれは患者さんのための物だからね」
と言って、真っ赤に引き攣った顔の2人を残して去って行ったのだった。
~おまけ~
「……も、もぉ……」
「アハハハハ……。まさか、人が来るとは思わなかったな……」
「……続きは、また今度ですね……」
「えっ……?!」
聞き逃してしまいそうな程の、隣りから小さく漏れた言葉に、トランクスは思わず喉をゴクリと鳴らすのだった。
「んっ……」
と、柔らかい唇の隙間から微かに漏れる吐息と“チュッ、チュッ”と吸いつく互いの唇に感情が昂ぶっていく。
「ハァ……」
と、獣になる一歩手前の呻きと
「ん……」
と言う彼女の耐える様な甘い吐息混じりの声が、しんとした夜の屋上で漏れ始めた。
その時には、トランクスの手はすでにメディカの胸を揉みしだき、唇は彼女の首筋をなぞっていた。
耳元で「っん……あ……」と聞こえる可愛い声に欲情し、2人揃って互いに見つめ合っていると
コツ、コツと、誰かが近付いて来る靴音がして、2人は2人だけの世界から一瞬で引き戻された。
慌てて離れ、2人して呼吸を整えながら振り返ると、そこには缶コーヒーを持ったホスピが立っていた。
「ホッ、ホスピ先生……!」
「おや。もしかして、邪魔しちゃった?」
そう言うと初老の医師は
「悪かったねぇ。あ、続けてもらっていいよ。僕は戻るから」
と回れ右をして、元来た方へとまた歩き出した。
その背中を、メディカとトランクスは冷や汗をかきながら見つめていると、ホスピは振り返り
「あ、病室のベッドは使っちゃダメだよ。あれは患者さんのための物だからね」
と言って、真っ赤に引き攣った顔の2人を残して去って行ったのだった。
~おまけ~
「……も、もぉ……」
「アハハハハ……。まさか、人が来るとは思わなかったな……」
「……続きは、また今度ですね……」
「えっ……?!」
聞き逃してしまいそうな程の、隣りから小さく漏れた言葉に、トランクスは思わず喉をゴクリと鳴らすのだった。