カルテ78
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そう言って、顔を赤くしてオタオタする2人をパンは「そう?」と、首を傾げ見つめるのだった。
そして、その様子を上空から眺めていた悟天は「あーあ・・・」と表情を歪め、その隣りにいたブラは、クククッと必死に笑いを堪えるのだった。
メディカと少女たちが、仲良く歩く姿を後ろから眺めながら
「せっかくいい雰囲気だったのに、残念だったね。」
ニヤニヤしながらそう言ってきた親友に、あからさまにギクリとした顔を向けると
「もう少しでチュー出来そうだったのに。パンが邪魔して悪かったよ。」
と、どう見ても面白がってるとしか思えない緩んだ顔に、一気に顔が熱くなった。
「・・・見てたのか・・・?」
「うん。指を絡ませたあたりは俺もドキドキしちゃったよ。」
「っ・・・!!」
一番見られたくない自分を見られたことで、弱みを握られた気分になり、赤い顔のまま、眉間に深く皺を寄せ項垂れていると
「でも、メディカちゃんもその気だったんじゃない?嫌そうな感じじゃなかったよ。あれは待ってる感じがしたな。うん。」
そう言った悟天の言葉にドキリとした。
そう―。
思い過ごしや自惚れと言われるかもしれないが、あの時の彼女は完全に自分に全てを許してくれていた気がする。
頬を染め、俯向くあの表情を思い出すと(もしかして・・・。)と、胸の奥からフツフツと幸せな気持ちが込み上げてきた。
どこかで否定している自分はいるものの、自然と口元が緩むのを気付かれない様にそっと結んでいると、にやついた笑みを空へと向けている悟天の顔が目に入った。
そして、その様子を上空から眺めていた悟天は「あーあ・・・」と表情を歪め、その隣りにいたブラは、クククッと必死に笑いを堪えるのだった。
メディカと少女たちが、仲良く歩く姿を後ろから眺めながら
「せっかくいい雰囲気だったのに、残念だったね。」
ニヤニヤしながらそう言ってきた親友に、あからさまにギクリとした顔を向けると
「もう少しでチュー出来そうだったのに。パンが邪魔して悪かったよ。」
と、どう見ても面白がってるとしか思えない緩んだ顔に、一気に顔が熱くなった。
「・・・見てたのか・・・?」
「うん。指を絡ませたあたりは俺もドキドキしちゃったよ。」
「っ・・・!!」
一番見られたくない自分を見られたことで、弱みを握られた気分になり、赤い顔のまま、眉間に深く皺を寄せ項垂れていると
「でも、メディカちゃんもその気だったんじゃない?嫌そうな感じじゃなかったよ。あれは待ってる感じがしたな。うん。」
そう言った悟天の言葉にドキリとした。
そう―。
思い過ごしや自惚れと言われるかもしれないが、あの時の彼女は完全に自分に全てを許してくれていた気がする。
頬を染め、俯向くあの表情を思い出すと(もしかして・・・。)と、胸の奥からフツフツと幸せな気持ちが込み上げてきた。
どこかで否定している自分はいるものの、自然と口元が緩むのを気付かれない様にそっと結んでいると、にやついた笑みを空へと向けている悟天の顔が目に入った。