カルテ67
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言っても見舞いだ。
トランクスは15分程で病室を出ると、エレベーターホールへ向かい、1階へと向かうエレベーターを待っていた。のだが・・・
「悪いがトイレに行って来るから先に戻っていてくれないか。」
そう言って秘書を見ると、疑う様な痛い視線がこちらに向けられていた。
常日頃から逃亡を企てていることもあり、信用されてないのは重々承知だが、しかし普段なら黙っていなくなるところを一言断りを入れたことが良かったらしく
「・・・分かりました。それでは先にエアカーでお待ちしておりますので、必ずお戻り下さい!」
「必ず」を強調する秘書に「分かってるよ。」と苦笑いを浮かべてから、トランクスはトイレのある方へと歩き出した。
そして秘書から見えなくなった位置まで来ると心を落ち着かせ、精神を集中させると、メディカの気を探り始めたのだった。
広く、人の多い病院でたった1人の彼女の気を探るのは不可能かもしれないが、もしかしたら見つけられるかもしれない・・・!
そんな期待を目一杯込めて、意識を集中させる。
が、しかし。同じ様な気が点在していて、どれがメディカの気なのか判別が付かず、トランクスは「ふーっ」と息を吐くと集中を解いたのだった。
「やっぱり無理か・・・。」
見舞いを口実に西の都の病院へとやって来たが、本当にメディカを一目見るだけに終わってしまったことに消化不良感が半端ない。
がっかりとした気持ちでエレベーターホールへと向かっていると、廊下の突き当たりに他の病室とは異なるドアがあることに気付き、自然と足はそちらの方へと向かうのだった。
トランクスは15分程で病室を出ると、エレベーターホールへ向かい、1階へと向かうエレベーターを待っていた。のだが・・・
「悪いがトイレに行って来るから先に戻っていてくれないか。」
そう言って秘書を見ると、疑う様な痛い視線がこちらに向けられていた。
常日頃から逃亡を企てていることもあり、信用されてないのは重々承知だが、しかし普段なら黙っていなくなるところを一言断りを入れたことが良かったらしく
「・・・分かりました。それでは先にエアカーでお待ちしておりますので、必ずお戻り下さい!」
「必ず」を強調する秘書に「分かってるよ。」と苦笑いを浮かべてから、トランクスはトイレのある方へと歩き出した。
そして秘書から見えなくなった位置まで来ると心を落ち着かせ、精神を集中させると、メディカの気を探り始めたのだった。
広く、人の多い病院でたった1人の彼女の気を探るのは不可能かもしれないが、もしかしたら見つけられるかもしれない・・・!
そんな期待を目一杯込めて、意識を集中させる。
が、しかし。同じ様な気が点在していて、どれがメディカの気なのか判別が付かず、トランクスは「ふーっ」と息を吐くと集中を解いたのだった。
「やっぱり無理か・・・。」
見舞いを口実に西の都の病院へとやって来たが、本当にメディカを一目見るだけに終わってしまったことに消化不良感が半端ない。
がっかりとした気持ちでエレベーターホールへと向かっていると、廊下の突き当たりに他の病室とは異なるドアがあることに気付き、自然と足はそちらの方へと向かうのだった。