カルテ73
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ブラの上機嫌な声と突然の電話が嬉しく、メディカの気持ちも明るくなったのだが
『あのね、お姉ちゃん。パンちゃんのお家にお泊りしに行くんだけど、一緒に行きましょう!パンちゃんたちもお姉ちゃんに会いたいって言ってるし!あ、今度はママも一緒よ!』
と言うブラの誘いにメディカは戸惑ってしまった。
孫一家の暮らす、あの自然に囲まれたパオズ山には行きたい。
秋のこの季節に行けば、さぞかし山の紅葉も奇麗だろう。
しかし、そう思うもただ一つ、メディカの胸に引っ掛かるものがあった。
それはやはりトランクスのことだった。
きっと来るだろう彼のことを思うと、正直逢いづらい。
そのことを考え、電話口で一瞬沈黙すると
『どう?いつにするかは、みんなお姉ちゃんに合わせるって言ってるし、お姉ちゃんも行きましょう!』
電話口の向こうで笑顔で話しているだろう、ブラの顔を思い浮かべると
「うん・・・。じゃあ、私もお邪魔しようかな?」
眉を寄せながらも微笑み答えていた。
『ホント?!じゃあ、パンちゃんたちにも言っておくわ!あ、お姉ちゃんの都合のいい日が分かったら教えてね!じゃあ、楽しみにしてるわねー!』
テンションが上がったらしく、ご機嫌な口調のまま通話は切れた。
携帯電話を耳元から離し、小さく息を吐く。
1週間経った今でも、あの時のことが頭から離れず、ふとした瞬間に思い出しては身体を熱くしている自分を思うと、どんな顔をしてトランクスに逢えばいいのか分からない。
次に顔を会わせた時こそ、とうとう想いが溢れてしまいそうで怖くなるのだった。
『あのね、お姉ちゃん。パンちゃんのお家にお泊りしに行くんだけど、一緒に行きましょう!パンちゃんたちもお姉ちゃんに会いたいって言ってるし!あ、今度はママも一緒よ!』
と言うブラの誘いにメディカは戸惑ってしまった。
孫一家の暮らす、あの自然に囲まれたパオズ山には行きたい。
秋のこの季節に行けば、さぞかし山の紅葉も奇麗だろう。
しかし、そう思うもただ一つ、メディカの胸に引っ掛かるものがあった。
それはやはりトランクスのことだった。
きっと来るだろう彼のことを思うと、正直逢いづらい。
そのことを考え、電話口で一瞬沈黙すると
『どう?いつにするかは、みんなお姉ちゃんに合わせるって言ってるし、お姉ちゃんも行きましょう!』
電話口の向こうで笑顔で話しているだろう、ブラの顔を思い浮かべると
「うん・・・。じゃあ、私もお邪魔しようかな?」
眉を寄せながらも微笑み答えていた。
『ホント?!じゃあ、パンちゃんたちにも言っておくわ!あ、お姉ちゃんの都合のいい日が分かったら教えてね!じゃあ、楽しみにしてるわねー!』
テンションが上がったらしく、ご機嫌な口調のまま通話は切れた。
携帯電話を耳元から離し、小さく息を吐く。
1週間経った今でも、あの時のことが頭から離れず、ふとした瞬間に思い出しては身体を熱くしている自分を思うと、どんな顔をしてトランクスに逢えばいいのか分からない。
次に顔を会わせた時こそ、とうとう想いが溢れてしまいそうで怖くなるのだった。