カルテ73
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「で、キスくらいしたんだろ?」
ズズっとグラスの中のオレンジジュースをストローで吸い上げてから、そう尋ねてきた親友に言葉が詰まった。
キスはした。
したのだが、あのキスの真意は分からずじまいだ。
あの日、本当に触れただけの彼女の唇の柔らかさを思い出し、ゾクッとしていると
「あー・・・。いま思い出してたろ?」
目を細めじとりと見つめてきた悟天に、ギクリとしながら「ち、違う!」と慌てると、更に睨んできたその顔に
「・・・分からないんだよ・・・。」
そう項垂れた。
「分からないって。何がだよ?」
きょとんとした顔で見つめる悟天に、溜息を吐く様に
「・・・した、メディカさんの気持ちだよ・・・。」
と答えていた。
自分はメディカが好きで好きでたまらず、キスやそれ以上のことをしたいと毎日の様に思っている。
しかし、彼女はどうなのだろう?
キスをしたからといって自分に対して「好き」という気持ちを彼女が持っているとは限らない。
あの日以来、その疑問がトランクスを支配していた。
項垂れ暗い顔をするトランクスに
「チェッ、何だよ。キスしたんじゃん。」
面白くないといった表情を浮かべ
「なのに、何でそんな顔してるんだよ!したってことは、メディカちゃんもトランクスのこと好きってことだろ?」
そう続けた悟天に、更に首をもたげ
「・・・だといいけど・・・。」
沈んだ声を出すトランクスに、悟天はニヤーっと頬を緩めた。
いつもクールに決めている親友の、打ちひしがれるその姿が可笑しくてしょうがない。
ズズっとグラスの中のオレンジジュースをストローで吸い上げてから、そう尋ねてきた親友に言葉が詰まった。
キスはした。
したのだが、あのキスの真意は分からずじまいだ。
あの日、本当に触れただけの彼女の唇の柔らかさを思い出し、ゾクッとしていると
「あー・・・。いま思い出してたろ?」
目を細めじとりと見つめてきた悟天に、ギクリとしながら「ち、違う!」と慌てると、更に睨んできたその顔に
「・・・分からないんだよ・・・。」
そう項垂れた。
「分からないって。何がだよ?」
きょとんとした顔で見つめる悟天に、溜息を吐く様に
「・・・した、メディカさんの気持ちだよ・・・。」
と答えていた。
自分はメディカが好きで好きでたまらず、キスやそれ以上のことをしたいと毎日の様に思っている。
しかし、彼女はどうなのだろう?
キスをしたからといって自分に対して「好き」という気持ちを彼女が持っているとは限らない。
あの日以来、その疑問がトランクスを支配していた。
項垂れ暗い顔をするトランクスに
「チェッ、何だよ。キスしたんじゃん。」
面白くないといった表情を浮かべ
「なのに、何でそんな顔してるんだよ!したってことは、メディカちゃんもトランクスのこと好きってことだろ?」
そう続けた悟天に、更に首をもたげ
「・・・だといいけど・・・。」
沈んだ声を出すトランクスに、悟天はニヤーっと頬を緩めた。
いつもクールに決めている親友の、打ちひしがれるその姿が可笑しくてしょうがない。