カルテ70
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『海に行くなら、南の都に行きませんか?』
トランクスからそう提案されたのは、デートの2日前にあった電話でだった。
せっかく飛行機で行くなら、遠い方がいい。と言う彼の提案に、南の都に行ったことがないメディカは二つ返事でOKした。
「南の都ならここより気温は高いし・・・。うん、これにしよう!」
と、メディカが昨夜選んだのは白いワンピースとコバルトブルーの薄手のカーディガンだった。
それに早速着替え、メイクとヘアスタイルを整えると、姿見に映る自分を上下前後くまなくチェックし
「うん・・・多分大丈夫・・・。カワイイぞ私・・・!」
鏡の中の自分にそう言い聞かせた。
そして時計を見ると、約束の時間まであと15分と迫っていた。
「何だか浮かれてるみたいだけど、もしかしてメディカちゃんとデートだったりするのかしら?」
朝食を食べ終え、残ったコーヒーを啜る息子に、分かってて聞いてきただろう母に
「そうだよ。」
と「浮かれてなんてないさ。」とでも言うふうに素っ気なく返すと
「ふーん・・・。あんた、シャツのボタンずれてるから行くまでには直しなさいよ。」
ニヤリと笑う一言に、慌てて自分の上半身に目を向けてから、シャツなど着てないことに気付き母を見ると
「アハハハハ!相当浮かれてるわね。ま、分からないでもないけど!」
とケタケタと笑われた。
顔を赤くしバツの悪い顔をする息子に
「会うのも久し振りなんでしょ?そりゃ誰だって浮かれるわよ!」
そう言ったニマニマ顔に反論する様に、トランクスはフッと口角を上げた。
トランクスからそう提案されたのは、デートの2日前にあった電話でだった。
せっかく飛行機で行くなら、遠い方がいい。と言う彼の提案に、南の都に行ったことがないメディカは二つ返事でOKした。
「南の都ならここより気温は高いし・・・。うん、これにしよう!」
と、メディカが昨夜選んだのは白いワンピースとコバルトブルーの薄手のカーディガンだった。
それに早速着替え、メイクとヘアスタイルを整えると、姿見に映る自分を上下前後くまなくチェックし
「うん・・・多分大丈夫・・・。カワイイぞ私・・・!」
鏡の中の自分にそう言い聞かせた。
そして時計を見ると、約束の時間まであと15分と迫っていた。
「何だか浮かれてるみたいだけど、もしかしてメディカちゃんとデートだったりするのかしら?」
朝食を食べ終え、残ったコーヒーを啜る息子に、分かってて聞いてきただろう母に
「そうだよ。」
と「浮かれてなんてないさ。」とでも言うふうに素っ気なく返すと
「ふーん・・・。あんた、シャツのボタンずれてるから行くまでには直しなさいよ。」
ニヤリと笑う一言に、慌てて自分の上半身に目を向けてから、シャツなど着てないことに気付き母を見ると
「アハハハハ!相当浮かれてるわね。ま、分からないでもないけど!」
とケタケタと笑われた。
顔を赤くしバツの悪い顔をする息子に
「会うのも久し振りなんでしょ?そりゃ誰だって浮かれるわよ!」
そう言ったニマニマ顔に反論する様に、トランクスはフッと口角を上げた。